NY武者修行記 6
6日目
10月18日(金)
昨日は結局帰ってきてシャワーを浴びて、夕方から朝まで眠ってしまった。
今日の学校は課外授業の日で、みんなでcentral parcにピクニック。
(金曜日はクラスごとに何をやるかを決めることができる。
映画を見るクラスもあれば、観光スポットに出かけるクラスもある。
あ、そうそう、この学校の名前を出していなかったけれど、RENNERT BILINGUALというところです。気になったアナタ、直接メール頂ければ更に詳しい情報教えますよ。)
そう、このピクニックの経過を全部MDに録音していると思ったら録れていなかった・・・。ガーン・・・・。
写真はけっこう撮りました。
なんだか一番観光旅行っぽい写真達。一応授業なんだけど・・・。
1.Dancing Bear 右の方に熊のオブジェがあるのが見えるでしょうか?(アシカじゃないよ。)
一応カラクリ時計。0分になると熊が踊る。ハズ。
みんなで楽しみに待つこと10分以上。
!!!!!
回っているだけじゃん・・・・・・。
がんばって待ったわりにちゃっちかったり・・・・。
みんなでツッコミ入れてた!意外と万国共通?!
2.みんなでフラフラお散歩。street musicianもいました。
3.ちょっとしたところの彫刻もきれいなのよね~。見難いですが・・・・。
ちゃんと触ってきました。(いや、べつにご利益があるとかじゃないんだけど・・・・。)
4.階段をどんどん下りていくと・・・・・
5.そこには「湖」が広がっていました。これが都会のど真ん中とは・・・!
6.馬に乗った騎士の金ぴかオブジェ。突然上野公園とかにあったら「ぎょえっ!」だけど、なんでここではOKなんだろう・・・。
楽しかった!!
原っぱでダラダラとしゃべったりしていて、まるで授業とは思えない時間を過ごせました。
帰ってくる途中でトイレに行きたい人がいたので、私も一緒に連れて行ってもらったんだけど、洋服屋さんに行って、定員さんにManyaがトイレ貸して、って言ったら簡単に貸してもらえた。
NYでは、トイレはなかなか貸してもらえない、っていう話を聞いていたのに、簡単に借りられたので、Manyaに何で?って聞いたら、日本みたいに「ここがトイレです。」とは書いていないけれど、交渉したら借りられるところもあるって。
な~んだ、意外と大丈夫なのね。
トイレが無いっていう話を聞いていたので、NYに行く前にトイレマップとか、色々調べて書き込んで行ったのに、なんだかいい意味で裏切られました。
結論、ちゃんとしたデパート、ブティックなどなら、普通の人ならトイレを貸してもらえる。
そんな情報あまり無いのでココで大きな声で(文字だけど・・・)言いたい!
と、言うことで、みんなと楽しい時間を過ごし、帰ってきて情報誌Time Out(日本のピアみたいなもの)を見ていたら、今日のライヴにMino Cineluの名が!私が理想とするパーカッショニストです。
もちろん行きました!
そのままsmallsに行こうと思いジャンベも持って行った。
The Cutting Room
8pmからのはずなのに、なかなか始まらない。
なんかよくわからんコメディの上映会を始め出すし。
だいだい内容分かるけど、それっておもしろいかなぁ・・・・・?みんなウケ過ぎ・・・・・。
それが30分くらいに終ったら、そこからセッティング!
げげ・・・・、これから・・・?
しかも、なんだかわからんスカしたギター弾き語り。でも、お客さんは大盛り上がり。
1時間を2セットもやりよった・・・。まぁ、うまかったけど。ロック、ブルース系。
それが11pmくらいに終わり、また場転。
しかもまたロックバンドっぽい・・・・?
大当たり・・・・・。そしてヘタ・・・。ある意味貴重・・・?
終った後、メンバーがお客さんのところに行って「どうだった~?」「よかったよぉ~!」みたいな・・・・・。日本と変わらないな・・・。
その日に出るバンドの名前がMinoを含めて3つあったから、次かな?っと期待を膨らませていたら、また怪しげなキーボードとラックのセット・・・。
絶対おかしい。
Mino Cineluがこのキーボートとラックのセットアップなわけがない。
その前に、この対バンはおかしいだろう・・・。
しかたなくその辺にいた店員に聞いてみた。
「ごめん!今日はMinoは来ないよ!」
は?!なに??!!聞き間違い?私そこまで英語わかんない??入る時ウェイトレスに聞いたら、この列に並べばいいって言ったよね?
・・・・・・・・・・・・。
どうなってるんだ。ムカついてすぐに店を出た。
トイレに行っただけでチップは取られるし、もう行かない!なんなんだ!この国!
勢いあまって地下鉄でsmallsへ。
初の深夜subwayだったけど、何も問題なかった。
smalls到着。
中は混みまくりでちょっと外で待たされる。
中に入って一番後ろの席にいた。前のバンドが終わり少し空いた。
でも、その後がまたうまかった!
何時だよ・・・・。とっくに深夜である。
隣に座ったドイツ人と友達になる。そしてOfer発見。
その後、前回もいたピアノの神戸出身の男の子Rくんが来た。捕まえて友達になった。
ここからはJamの話。
今日はオーナーらしき黒人おっさんドラマー(後にオーナーじゃないこと発覚。べつに隠してたわけじゃないけど・・。)が最初叩いていた。いつもそうなのかな?
ギターとベースのトリオ。いまいち盛り上がらない。2~3曲やったあと、やっと他の人を参加させ始め、Jamっぽい雰囲気になる。
私も周りのおっさん達に「楽器持っているのか?叩け叩け!」なんて言われたのをきっかけにケースを開ける。
叩き始めたら、そのおっさん達が大喜びしてくれた。「もっと叩け!でかく叩け!!」って。
その時、事件は起こり始めた。
ドラムのおっさんが私を睨み、首を横にふる。
(あ、やばい?)と思い、一瞬やめたけど、周りの酔いのまわったおっさん達があおってくる。
リズムが気に入らないのか、ジャンベのサウンドがスイングには合わないからなのか、ハートなのか、わからないので叩くのをやめた。
でも、時既に遅し。
SaxとTbの飛び入りソロを終えて曲終了。
そのとたん、
“Don't play! No good!!”
凍った。
一瞬、真っ白になって理解できなかったけど、後ろの方にいたアホな酔っ払いが「Don't plaaaay! No gooooood!!」と繰り返してくれたおかげで理解した。
さすがに曲中も喋っていたお客さん達も静かになった。
一瞬の間の後、今日のリーダーらしきギタリストがメンバー紹介をして次に進む。
ドラムのおっさんは叩くのをやめて近くの人に私のことをなにか言っているようだ。
その人どう思ったんだろ。私はそれを見ていないフリしてたけど。
でもその後、私の目の前で直接、
「じゃまするな!俺の言うことを聞け!」と。
私に叩け叩けと言っていたおじさん達は、ものすごくすまなそうに謝ってくる。
なんだろ、この心臓の動き。
この気持ちはなんだ?
“Don't play! No good!!”が悔しいのもある。
でも、その意味は?私のハートが足りなかったからなのか?
たしかにそれなら否定できない・・・・・・?
いや、今までの私の中では一番、4ビートに対して思いを込めていた。でも彼には伝わらないのかもしれない。それなのか?
私がいつも思っている、ジャンベの音色がオーソドックスなスイングには合わないのでは、ということを彼も感じたのか?
それならジャンベは使わなくてもいい。
ただ、おもしろがってくれる人がいる限り、やるべきでは?
ただ、頭のお堅い人なのか?
リズムが合わなかったからなのか?でも、それなら私だけの話しではなかった。
なにを思って言ったのかがわからない。
くやしい。
でもそれよりも、叩けとあおってくれたおじさんたちが「私は好きだよ。聴きたかったよ。でも彼はそうじゃなかったんだね。ごめんね・・・・。」って。
その言葉で心臓を下からパンチされた感じになった。
痛い。
泣いてしまった。
その後ギターのOferが弾き始めたけど、途中で出てきちゃった。
行くな!って顔が目に残っている。
あぁ・・・。もしかしたらチャンスをくれようとしていたのかなぁ。
でも、その場にあと数秒も居ていられなくて帰ってきちゃったけど、残るべきだったのかもしれない。
今ごろみんなどんな気持ちでJamを終らせているのだろう。
帰って来るときは、「まぁ、怒られたにしても目立ったからいいや。」なんて暴力的な考えも浮かんだけれど(半分以上ヤケ。)お客さんや他の演奏者に、にがい思いをさせたまま、その処理をしないで出てきたっていうのが一番良くなかったのかもしれない。
最後にラテンで大暴れして、みんなにすごいって言わせてこればよかった。最低だ・・・・。
7am。寝よ。
※この日記を今日(2003/5/11)思い出しながら書いていて、あの言葉を書いたら、未だに心臓が縮み上がる気分になりました。その時のやり取りをMDに録音していたのですが、一度聞きましたが、今も特別な気分になります。
でも今になってみると、大勢の人前で大声であんなことを言うなんて、日本人はしないので(日本人なら見て見ぬフリするでしょう)、あそこまではっきり言われると気持ちいいな、なんて思います。
未だにどう思われたのかわかっていませんが、次回行く時はあのおじさんの首を縦にふらせたいな、なんて・・・・。
※※「じゃまするな!俺の言うことを聞け!」は、もしかしたら、「合ってない!音をよく聞け!!」だったのかもしれない??!!と、書きながら思った2020年3月……。
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