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どんな人?【どっぷり3次元・社会人編】

皆様こんにちは。
桔梗堂店主・桔梗と申します。
ご来店誠にありがとうございます

自分語り第3弾
独り言のようなこの記事にお付き合いいただきまして感謝いたします。

社会にでて、さらに人間関係が複雑になってきます。
年代・キャリアがばらばらのなかでうまくやっていかなくてはいけない。
「なぜか嫌われる」という設定が入っている私は本気で考えます。
そこで思いついたのは、大学時代の親友の姿でした。
その子はかわいらしい秋田美人にもかかわらず、かなり面白い子でした。
「笑いは世界を救う」がモットーで、自分を飾らず素直な子なので可愛がられるタイプでした。
お笑い好きで、酒が入ると歯に海苔を貼るのは普通で・・・
いえ、ここはいいとして・・

その子の仮面をかぶることで職場でうまく立ち回れて行きました。
その分、職場で「友人」と呼べる人はできませんでした。
職場は職場、友達を作るところではない、ですけど、
仕事の面で信頼できるけど、人としては心から信頼できない、というのも
後から考えれば寂しいものです。

そうこうしているうちに、結婚し、子供が生まれ、子育てに合わせて職を転々とし、必死でただ毎日をこなしていました。

そして突然気が付きます。
「あれ?私って・・・?なんだっけ・・・?」
ネット上では「自分軸」という言葉が飛び交い始め、
「やりたいことをやりましょう」
「風の時代です」
「あなたの夢をかなえましょう」
という文言が目につき始めました。

「夢」なんてない。子供のころは歌手になりたかったけど
ルックスが良くないから無理だな、とあきらめた
じゃあ今は?やりたいことは?何がやりたい?
「自分」を制限されてきた上に、自分での刷り込み・決めつけの上乗せで
何重にもなった仮面と鎧でがちがちに固められた「自分」
もはや「本当の自分」など存在するのかどうかもわからないレベルになっていました。

ゆえに、人の意見や考えに左右されやすく影響を受けやすい。
自分軸とはなんぞや。
もうぐらんぐらんです。
他人が望む答えをはじき出し、さも同調しているように返事をする。
それが相手の気にそぐわないとどうしたらいいかわからなくなる。
じゃあなんていえば、どういえばこの人の機嫌をすんだんだろう?
自分の考え・思いは完全に押し込めて、他人の気に入る答えができる自分を模索し始めました。

こうなると人間どうなるのか。
そう
「病む」んです。

自己・他人不信、自分をとにかく信用できなくなり
自分がものすごく嫌な人間だと思うようになります。
それを認めたくなくて隠したくて、高すぎるプライドで必死に
「できるお姉さん」「頼れる先輩」を演じます。
モデルは天海祐希さんあたり。見た目は違いすぎますが。
そしてまた演じきれてしまう。

それに加えて「嫌われたくない」が発動
「みんなのために自分が我慢すればいい」と自己犠牲が顔を出します。
それをすることで、「頼れる、いてくれないと困る」人が完成します。
信頼を得ることで、昇進します。どんどん自分で自分の首を絞めているとも気づかずに。
同時に妬み嫉みのターゲットにもなり、嫌がらせが頻発するようになります。

こうして書いてみると、なかなかカオスですね(笑)
今の自分から見ると「不器用ながらがんばったなあ」の一言

次回で自分語りは最終章です。
最後までお読みいただければ幸いです。

本日もご精読ありがとうございました。
またのご来店を心よりお待ちしております。


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