★東京五輪陸上競技6日目（8/4）★ライトなファン的注目競技
昨日注目種目に挙げていなかった女子やり投で北口選手が1回目の試技で62mオーバーのフローを見せて決勝進出を決めている（投げ終わったあとすごく素敵な笑顔をしていて、いいものを見せていただいた感があった……）。投擲種目は全然詳しくないとはいえ、まったく私の予測は当てにならないものだ苦笑
★8/4（水）タイムテーブル
※「予選」「準決勝」「決勝」の後に名前の記載がない種目は日本人選手の出場がない種目。
★NHK Eテレ（8:55〜）、NHK特設サイト、gorin.jp
09:00〜 男子十種競技100m 1〜3組
09:05〜 男子やり投 予選1〜2組 小南拓人（2組（10:35））
09:35〜 女子七種競技100m障害 1〜3組
09:55〜 男子十種競技走幅跳 1〜2組
10:35〜 女子七種競技走高跳 1〜2組
11:00〜 男子110m障害 準決勝1〜3組 金井大旺（2組（11:08））、泉谷駿介（3組（11:16））
11:30〜 女子400m障害 決勝
11:40〜 男子十種競技砲丸投 1〜2組
★NHK Eテレ（18:00〜）、NHK特設サイト、gorin.jp
18:30〜 男子十種競技走高跳 1〜2組
19:00〜 女子1500m 準決勝1〜2組 田中希実（1組（19:00））
19:05〜 女子七種競技砲丸投 1〜2組
19:30〜 女子400m 準決勝1〜3組
20:00〜 女子3000m障害 決勝
20:15〜 男子ハンマー投 決勝
20:30〜 女子七種競技200m 1〜3組
21:05〜 男子800m 決勝
21:30〜 男子十種競技400m 1〜3組
21:55〜 男子200m 決勝
★ライトなファン的注目種目
※タイトルの下の画像は日本陸上競技連盟公式サイト 陸上競技ガイド ルール解説のもの。かなり分かりやすい説明なので、他の競技のものもぜひ。
1. 男女混成競技
「男女」混成競技と書いたが、男女でチームを組んで点数を競う競技ではない（念のため）。1人の競技者がトラックとフィールドで複数の種目（男子は10種目、女子は7種目）の記録の合計点を競う競技だ。
タイムラインを見ていただくと分かる通り、種目間のリカバリー時間が他の種目と比べて極端に短い。2日間で10種目ないし7種目こなさないといけないから仕方ない部分のだが、男女ともに1種目目と2種目目の間が1時間しかないとか鬼畜すぎる。日本陸連のルールブックを見てみたところ、こんな規則があるらしい。
・1つの種目の終了時から次の種目の開始時までの間に、可能なときはすべての競技者が最小限30分の時間を取れるようにしなければならない。
・できれば1日目の最終種目終了時刻と2日目の最初の種目の開始時間の間は、少なくとも10時間の間隔を空けるようにする。
ルールが鬼畜！これも絶対じゃないから、悪天候でタイムテーブルが詰まったり早めないといけなかったりしたら、もっとタイトになるわけでしょ？うわー大変。
混成競技が面白いのは、タイプが全然違う選手が同じ種目を競うところだと思っている（あくまで私の場合）。スピード系/パワー系/跳躍系が得意な選手もいれば、オールマイティにどの種目も高いレベルでこなす選手もいる。順位の変動が大きくて面白い。
あと、2日間出突っ張りだから、誰も選手を知らなかったとしても自然と選手を応援するようになるし、すごく過酷な競技なので、最終種目終了後に選手がお互いを称える姿がより多く見られる気がする（インカレとかでは最後に選手全員が集まってユニフォームを投げていたりする。本当にいい光景）。
日本人選手は残念ながら出場していないが、あらゆる種目をハイレベルにやってのける身体能力に圧倒されること間違いなしなので、全種目とは言わずともタイミングが合うものだけでも見てみてほしい。
2. 男子110m障害（準決勝）
日本からは金井大旺選手、泉谷駿介選手が出場。
ライトなファンなので準決勝突破ラインがどのくらいになるのか、各選手がどのくらいの出力で臨むものなのか分からないのだが、PB、SBで見る分にはかなりいい勝負ができるんじゃないかな……。
昨日のインタビューで泉谷くんは決勝に進出したいと言っていたし、金井くんはこのオリンピックで引退して歯医者になるべく、大学進学を目指す予定と話しているため、しっかり目に焼き付けつつ、決勝に進めるよう応援しなければ……！（届かない声笑）
3. 女子1500m（準決勝）
日本からは田中希実選手が出場。先日の予選で集団を引っ張る積極的なレース展開をして日本記録を更新したのは記憶に新しい。
他の種目と掛け持ちしていて省エネでいきたい選手もいるし、明後日の決勝を見据えてできるだけ温存しようとする選手もいるので、知識不足の私にはまったく展開が読めないのだが（ハッサン選手🇳🇱は基本後方に位置していてラスト1周で抜き去っていく展開が固そうだと思うが、これくらいしか分からない）、田中さんは積極的なレースをするんじゃないかな〜〜〜と思うととても楽しみだ（田中さんは自分でレースを作る選手のイメージがある）。
4. 男子800m（決勝）
ついに男子800m決勝！！！残念ながら私がフォームが好きだなと思っていた選手は残っていないのだが、本当に本当に楽しみにしていた。予選、準決勝だと力の抜けている選手はガチでいかないので、全力が見られるであろう決勝はこれまでとは違ったレースが見られるんじゃないかなと思っている。
PB、SBともに出場選手の中で最速のタイムを持つアモス選手🇧🇼は、準決勝で転倒に巻き込まれて準決勝敗退か……と思ったが、救済されて決勝進出を決めている（なお、どういうルールによるものなのか分かっていない笑）。男子800m、1500mは距離が短い上にオープンレーンなので、ポジション取りが激しい種目だが、決勝は誰も転ばずに走り抜けてくれるといいな。