バンコクの現地採用員は東京で働くより自由に使えるお金があるかもよって話。
こんにちは。海外人材コンサルタントのよっぴいです。今日は家の近くの改装工事の音がうるさくて集中できそうにありません。(笑)
自己紹介にも書きましたが、僕はバンコクの現地採用員として約3年間働きました。仕事は楽しいし、東京より生活は圧倒的に充実しているし、プライベートの時間は増えたし。(この辺りはまた別に書きます。)
海外で働く事に無頓着な方は「現地採用員」って何?って思うかもしれませんが、簡単に言うと、「海外の現地法人に雇われて働く社員」の事を指します。
海外で働く方法としては、駐在員・現地採用員・ワーキングホリデー・インターンシップ等、色々あります。(この辺もまた別途書きます。)
今回は「バンコクの現地採用員は東京で働くより自由なお金が手に入るかもよって話をします。」
バンコクの現地採用員の給与はどれくらい?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、私の肌感覚だと下記のようになります。
現地の法人に雇われて働くので、給与水準も現地の物価に合わせます。なので、日本円で見ると低い給与となりますが、これでもタイ人の平均給与よりは圧倒的に高いです。日本人の最低賃金は50,000THB以上と決められてますからね。タイ母国の人より外国人がいい生活が出来るという事もどうかと思いますが・・・
これだけ見て、日本円で計算すると現地採用員で働く事なんて出来ない!給与が下がる!って思うかもしれません。他の国の事情は分かりません。ですが、タイは日本よりも圧倒的に税金が安いのです。手取りの計算をすると東京で働くより手元に残るお金が増える可能性が高いです。
例えばですが、東京で働く30歳独身が月額30万円貰っていたとします。
月額30万円 x 12ヵ月 + ボーナス2ヵ月分 = 年収420万 ざっと計算すると、年収はこのくらいになるかと思います。
420万円から税金等の合計88万円 + 生活費228万円を引くと、手元に残る金額は104万円です。
ちなみに税金等は下記で大まかに計算してます。
※税金等 : 健康保険料:21万円、厚生年金保険料38万円、雇用保険料:1万円、所得税9万円、住民税19万円
※生活費 : 家賃10万円+食費6万円+交際費3万円×12ヵ月
では、バンコクの現地採用員で30歳独身の方で計算します。月額7万THB を貰っていたとしましょう。
月額 7万THB x 12ヵ月 + ボーナス2ヵ月分 = 年収98万THB
年収98万THBから税金等の合計8.4万THB + 生活費45.6万THBを引くと、手元に残る金額は147万円(44万THB)
※税金等 : 社会保険0.7万THB、所得税7.7万THB
※生活費 : 家賃1.8万THB、交際費1万THB、食費1万THB x 12ヵ月
東京で働く30歳独身: 年間104万円
バンコク現地採用員30歳独身:年間147万円
自由に使えるお金がこれだけ変わる可能性があります。年間43万円も違えば、海外旅行行けるし、自己投資にも使えるし、貯金も出来る。
給与が低いという理由で現地採用員を諦める方もいますけど、給与が低くても東京にいる時より自由なお金が増えるかもって話です。
先日、株式会社GJJにて「海外就職お金の事情セミナー」というセミナーがありました。このセミナーの情報をもとにブログを書きました。
東京にいるよりお金が増えるかもっていい話ですね!
お金のことを気にして海外就職を懸念している方はバンコクでの就労がおススメです!
日本だけではなくて、現地採用員という選択をして海外で働く人が増えればいいなと心より思っております!
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