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上腕三頭筋について【基礎的な解剖学・効率的な鍛え方・上腕三頭筋に纏わるケガ】

こんにちは!キクティーです!

今回は上腕三頭筋について解説していきます!

まずは簡単な解剖学の復習からです!

■簡単な解剖学

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起始
長頭:肩甲骨の関節下結節(橈骨神経溝より外側)
外側頭:上腕骨後面(橈骨神経溝より外側)
内側頭:上腕骨後面(橈骨神経溝よち内側)

停止:尺骨の肘頭
作用:肘関節の伸展・肩関節の伸展(長頭)・頭上からの肩関節内転(長頭)
神経支配:腋窩神経(長頭)・橈骨神経(内側頭及び外側頭)
筋形態:羽状筋
筋体積:620cm3
PCSA:76.3cm2 速筋:遅筋(%):67.5:32.5

1)より引用

※「PCSA」とは「生理学的筋横断面種」 の略称。筋の発揮できる力(張力)は PCSAの大きさに比例します。

その名の通り3つの頭に分かれています。

着目すべき点は、長頭だけ肩甲骨へ付着しているということです。

そのため長頭は肩関節の伸展にも働きます。

加えて頭上からの肩関節内転にも働きます。

これは意外と知られていないです。笑

イメージが湧かないと思うので下図を参照ください。

スクリーンショット 2021-01-04 17.21.44

作用としては小さいですがで、1つ覚えておくと良いでしょう。

また羽状筋であり速筋繊維も多いため、高重量のほうが反応が良いと言われています。

ではここから。

・他の筋肉と比べてどのぐらい作用が強いか
・筋連結から見る効率的な鍛え方は?
・上腕三頭筋が関わるカラダの不調

についてお話していきます!!

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