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トレーナー必見「股関節内転筋群のマジで意外な重要性」

内転筋群はシンプルに股関節を内転させる働きがある。

これはこれでいい、そこが大事なのではない。あと脚がデカく見える、とかでもない。

大事なのは何か?


体幹部の筋肉とたくさん連結を持っていること

有名どころだと、アナトミートレインという書籍があるが、その中で

「筋肉は筋膜を介して連結していて、連結している筋群同士は協調して働きやすい」

という風に言われている。

批判的な意見もるけど連動して働いてそうだと感じることはあるので、かなり参考にしている。

そして内転筋群も連結がある。

どの筋肉と連結しているかと言うと、見出しの通り、体幹部の筋肉とたくさんの連結がある。

例えば

「骨盤低筋群・大腰筋・内腹斜筋・外腹斜筋」

などだ。

上記筋肉は体幹部を安定させるために働く。

特に骨盤低筋群は腹圧をかけるときに大事になるので、ここが働いていないと圧がかかりにくい。

なので体幹を安定させるためには必須の筋肉になる。

腹圧に関しては、過去にnoteで書いているはずなので、そちらを参考にしてくれ。

あと大腰筋は起始部の方で横隔膜と連結していると言われていて、横隔膜は腹圧を高めるために必須。

だから働いた方がいい筋肉だし、呼吸の中枢になるのでしっかり働くことで体幹部は安定する。


内転筋群が活性化すると運動連鎖で骨盤が前傾しやすい

運動連鎖はどこか1ヵ所の運動が起きた際、それが連鎖して他の関節にも影響を及ぼすことをいう。

では股関節が内転するとどうなるか?

結論、骨盤が前傾する。

以前上げた日本人の身体的特徴という記事でも話したが、日本人は骨盤が後傾しやすい。

だからしっかり内転筋を使ってあげて、骨盤の前傾を引き出した方がケースが多い。

※上記は仮説

あと大腰筋とも連結していると言ったが、大腰筋に関しても骨盤を前傾させるように働く。

だから大腰筋が使えていない人がかなり多く、なおさら内転筋群を鍛えてあげることが大事だ。


内転筋が活性化すると歩行が安定する!

さらに大事だと思っているポイントがる。

それは歩行が安定しやすくなるということ。

内転筋を鍛えることにより体幹部の筋肉が活性化され、その影響で歩行が安定する人が多い。

実際内転筋群の運動を処方して、めっちゃ歩きやすくなるって人は多い。

体感値だが8割超える。

よく歩行を安定させていきたいなら、中殿筋を鍛えた方がいいと言われる。

片脚立ちの際に、骨盤を真っ直ぐにささせるために働く筋肉だからだ。

しかしながら、内転筋を使うようにしてあげたほうが歩行は安定しやすい。

※もちろんケースバイケースです。


内転筋を鍛える効率的な運動

では実際どういう運動をやっていけばいいのか?

これについては、アダクターサイドブリッジというものをやっていただけるとよい。

何回か紹介しているが、横向きで寝た状態で片足をベンチの上に乗せてもらい、そのまま足を上げる。

これやると内転筋めっちゃ使われる。

なかなかできない人多いけど。

以前整体やっていた頃、BIG3全部100kg以上持てるトレーニーの方にやってもらったが、ずっと保持することは難しかった。

そのぐらい運動されてる方にとっても難易度が高い運動と言えるだろう。

足を乗せるのがきついのであれば膝を乗せて行ってもらうとよい。

これやってもらった後に歩いてもらうと、かなり歩きやすくなる。

ぜひ試してみてくれ。


ってことでみんなの研修担当ことキクティーによる、今日の研修終わり。

現場の指導で根本的に結果を出したい人は、固定noteの77分超えの動画も必聴。

最近はボディビルトップ選手もnoteを参考にしてセミナーやってるらしい。ありがたい話だ。

ただ無料でここで学べるんだから、これみてる人はここで学んだらいいよ。

ここだけでも運動指導者のレベルを底上げしていくからな。これが私の理念だ。

毎日読んで、毎日「好き」を押しておいてくれ。

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