トレーナー必見「どの種目でも安定してできるようにさせなければいけない理由」
クライアントさんにスクワットを行ってもらったとする
そのときに
「股関節が詰まる感じがします。。。」
という訴えが聞かれた
この場合あなたはどうするか?
「じゃあ別の種目をやりましょう。」
「しゃがみを浅くしましょう。」
など、代替案を提示する方もいると思う。
しかし詰まる原因は必ずあるので、そこを修正していき動作を円滑に行えるようにアプローチしたほうがいい。
特別な疾患がない限りある程度深くしゃがむことは可能だ。
だから深くしゃがめるようにする、つまり正常な機能を取り戻すようにアプローチしていけるとよいわけだ。
というより肩や股関節を大きく使う多関節種目を、エラーなくできるようにすることはすごい大事なことだ。
動くところが動き、安定させるところは安定させる。
これができないと多関節種目は行えなない。
例えばデッドリフトなら股関節を大きく使って動作する。
だが股関節が硬かったりヒップヒンジができていないと、腰で持ち上げることになる。
これだとよくない。
※「持ち上げ動作時の腰椎屈曲角度と腰痛の有無には相関がない」
という研究結果もあるので、腰曲げて持ち上げる動作を繰り返しても腰痛になりやすいかどうかは微妙だが。
腰への負担は蓄積されていくので、腰部疾患発症リスクは上がると考えられる。
だから「股関節が詰まる」といった訴えには、適切にアプローチできるようにする必要があるのだ。
そのためにはまず
①つまる理屈を理解する
②つまりに対する評価方法を理解する
③実際のアプローチ方法を理解する
この手順を踏む必要がある。
これができるトレーナーってほとんどいないと思うし、できなくてもトレーナー活動はできてしまう。
※正直、指導力を実益に結びつける手法は存在するが、それはトレーナー講座だけで話している。
とはいえ僕の願いとしては、しっかり知識をつけてクライアントさんの未来をより良いものにしていただきたいので、これを読んでいるあなたには学んでいただきたい。
それがお客様の幸せにつながるからだ。しっかり学んでいこう。
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