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初めての転職先としてmikanを選んだ話

こんにちは、mikanバックエンドエンジニアのkikusuiです。mikanに入社したので入社エントリを書いていこうと思います。


自己紹介

プロフィール

学生の時からものづくりが好きで、特にソフトウェアは一気に世界にグロースする可能性を持っている魅力的な領域だなと思っていました。自分自身も学生時代に海外向けのプロダクトを作っており主にアジアのユーザーに使ってもらっていました。

最終的には1,500人近いユーザーに使ってもらうことができ、一見最初のプロダクトとしては成功ですが内情はそうではありませんでした。ニーズがありそうと踏んだ領域は間違っていなかったのですが、学生個人開発に対してニーズが大きすぎて全く開発が追いつかずパンク状態になってしまっていました。無料の範囲内で開発を行わなければいけなかった点も大いに足枷になっていました。結果、機能追加はおろかメンテすらままならずサービスはクローズになってしまいました。

プログラミングはその時に独学で覚えたのですが、ソフトウェア開発の基礎的な知識もなくネットに存在する情報を頼りになんとか動くものを作っていました。今考えると技術的にも未熟だし最初のプロダクトで海外ユーザーをターゲットにするのは無謀だなと思うのですが、それもいい経験になったと思っています。
そこからソフトウェアエンジニアという職にも興味を持ち、新卒として自社開発のweb系企業に入社しました。

1社目の会社では主にゼロイチフェーズやピボットして間もないフェーズのプロダクト開発に携わることが多かったです。チーム開発のことなど何も知らない状態だった自分にとっては勉強の毎日でした。裁量も大きく1年目から色々任せてもらえるような環境だったので、面白い経験もたくさん積むことができました。
例えば開発フローの再構築だったりプロダクトのクロージング作業だったりを経験しましたが、これらはなかなか入社数年で経験することは珍しいと思います。
運の良いことに周りのメンバーにも恵まれ、安心して挑戦することができました。

その会社で数年働いて複数プロダクトを経験したところで、今度は新しい事業ドメインで新しい挑戦がしたいと思うようになりました。特に教育・医療・地域創生といった社会課題解決に興味があり、悩んだ末転職を決めました。

なぜmikanを選んだのか

自分がmikanを知ったのは就活サイト上での募集を見てでした。技術スタック、年収、福利厚生といった条件で検索をかけて引っかかるものを上から順に見て行っていたのですが、その中にmikanの募集もありました。

最初の印象は「採用の資料がしっかりしているなぁ」でした。カルチャーデックと呼ばれる会社紹介資料に始まり、エンジニア向けには別のスライドも用意されており採用への本気度と仕事の丁寧さを感じました。

🍊Culture Deck🍊


🍊Engineer's Handbook🍊


mikanの社員の方が書かれているnoteを読んだり公式サイトを読んだりするうちにその思いは強くなり、エンジニアを大切にしていそうだというのも感じ取れました。
その後カジュアル面談 -> 面接と進んでもその印象は変わらず、むしろ強まっていきました。最終的には他社と比較してmikanを選んだのですが、決め手は条件と印象が良かった以外にもあります。

その1つがmikan for Schoolです。mikanと聞くとtoC向けの英語学習アプリを想像する人も多いと思いますが、学習塾や学校向けのプロダクトにも力を入れています。
先生がテストを配布したり生徒の成績を管理したりできるようにするウェブアプリケーションなのですが、今こちらが伸びています。
教育現場でのDXは日本全体の課題だと思うのでこの大きな課題に向き合うことができるというのは大きな魅力でした。
それもあって最終的にはmikanに入ることに決めました。

入社までの流れ

カジュアル面談

入社までの流れですが、最初に就活サイトを通じてカジュアル面談に申し込みました。その場ではバックエンドエンジニアの@hoshitocatさんとざっくばらんにmikanについて話しました。
普段どんな開発を行なっているかだったりエンジニアリングに関する雑談だったりを通じてたくさん話し、すごく楽しかったのを覚えています。

面談でmikanの実際のソースコードも見せてもらえたのは印象的で、なかなか他ではなかったと思います。そのおかげでかなり入社してからの開発イメージをつけることができました。
具体的にはエンジニア内でどんな設計思想を持って開発しているかだとか、どんな技術選定をしているかを直接見れたのが良かったです。

カルチャーマッチ

1次面接はカルチャーマッチでした。取締役の@mizorinさんとPMの@ryoさん、そして人事の@yumaさん立ち合いの元、改めて自分の経歴について説明して会話するような形式でした。

この面接も面接とはいうもののざっくばらんに色々な話ができてとても楽しかった記憶があります。過去のインターンや開発経験の話をしたり学業の話をしたりと色々な話題について話しました。@yumaさんが全体的な舵取りをしてくれつつ、その他のお二人から鋭い質問がどんどん飛んできていてかなり濃密な時間でした。終わった後は「これは2次面接も気を引き締めないと受からないな」と思ったのを覚えています。

mikanの選考に応募しようと考えている方には、ぜひこのカルチャーマッチを体験してもらいたいです。きっと良い内省の機会になると思います。さらにはPMなどのプロダクトに一番近い方と会話することもできるので、mikanに対する解像度も高まると思います。

スキルマッチ

2次面接は技術面接でした。技術面接では代表の@kazuさん、バックエンドメンバーの@hoshitocatさん、@gamiさんに担当していただきました。
技術面接に代表が出てきて質問もしたりするというのはあまり聞いたことがないので、これもまた面白い経験でした。

技術面接では今までの開発経験の説明やそこでどのような技術的難しさがあったか、それをどのような手法で解決したかなどを話しました。エンジニアとして会話の中で共感できる点も多く、この面接を通じてお互いの技術的な共通認識を確認できた気がします。

体験入社

最終面接は驚いたのですが、1日の体験入社でした。NDA(秘密保持契約)なども締結して実際にslackやgithubに招待され、出社して1日業務を体験するというものです。というのもmikanでは相互に納得感を持って内定 / 承諾することを大事にしていて、実際の社内の様子を応募者に包み隠さず見せてくれます。

面接の一環ですが和気あいあいとした体験入社

この面接方針にはすごく誠意を感じました。他社の面接も受けたのですが、企業はできるだけ計画通り人材を採用したいのでもちろん会社の悪い面はあまり見せてくれません。その点mikanはまだ移転したばかりで設備が整っていないオフィスだったりプロダクトの改善したいポイント、普段のslackの会話など全て見せてくれました。

なので面接が全て終わった時にはすごく安心感がありました。少なくとも入社した後に全く想像と違った、ということはないだろうと思えたからです。

内定承諾

内定承諾まで自分はかなり長い時間をかけました。上の「なぜmikanを選んだのか」とも一部かぶるので、重複しないように書こうと思います。

時間がかかった理由は仕事が忙しかったのもありますが、初めての転職だったので納得いくまで悩みたかったというのが大きな理由です。自分は興味を持てない会社は受けたくないと思っていたので、企業の情報収集に一番時間をかけました。まずは興味のある社会課題解決領域のスタートアップを調べて、公式サイトや採用情報を読み漁りました。

その後あまり興味のなかった領域も含めて待遇や事業内容などで広く企業を見て、応募する企業を絞っていきました。実際に話を聞きたいと思った会社には、カジュアル面談も申し込んで話を聞きに行っていました。結果的に選考には進まなかったのですが、エンタメ系の会社などは全く雰囲気も違っていて面白かったです。
転職の軸は事業ドメイン・技術的挑戦・ワークライフバランスの3つに設定していて、応募した数社はどれも3つの条件が揃っていました。

選考が終わって内定をいただいてからは、将来のことを真剣に考えました。今後何年も働くことになるだろう会社なので、熱意を持ってプロダクトに向き合い続けられるかは重要です。それから自分の成長できる職場環境かどうかと、給与・福利厚生ももちろん考慮に入れました。
長く迷ったのですが、それらを考えるとやはり自分の中で一番入社したいと思ったのはmikanだったので、最終的に内定を承諾をしました。

入社してみて

初日のインパクト

入社初日もとても自然でした。入社前から制限付きでslackには招待されていたので会話は続けており、スムーズに入社することができて逆に驚いたほどです。
それだけ面接のプロセスの中で自己開示をしてくれていたということだと思います。

いい意味でのサプライズとしては、面接を通じて実感していた以上に全社を挙げて採用に取り組んでいた点です。チームごとに採用目標を立てて面談や面接に取り組んでいるし、なんなら入社して2日目で自分も採用課題の作成に参加しました。
当たり前ですがとにかく人を増やすと言う方針ではなく、mikanの求める人材を慎重に選別しています。そして一方的に選ぶだけではなく応募者にも納得感を感じてもらい相互の意思が合致した時のみ次のプロセスに進んでもらっています。

これだけ丁寧にやっているとなかなか採用コストも大きく大変です。ですが自分もこの方針には大いに共感しているのでmikanの素敵な部分のひとつだと思っています。

これから挑戦したいこと

最後にこれからmikanで挑戦したいことですが、まずは自分のこれまでの経験を活かしてmikanのプロダクトの成長に少しでも貢献したいと考えています。

英語アプリのmikanはすでに多くのユーザーを抱えており、プロダクトとして成熟しているように思えるかもしれません。ただ実際はコミュニティー機能やパーソナライズなど盛り込みたい要素がまだまだたくさんあり、ロードマップを立ててガンガン機能開発を回していっている状況です。
それと同時にリファクタリングなども積極的に行っており、やることがいっぱいです。エンジニアにとってはとても楽しい状況なので、精一杯この状況を楽しんでプロダクトを成長させていきたいと思います。

2つ目はプロダクトの成長を通じて日本の教育現場の課題を解決したいと考えています。近年企業では盛んにDXやAI導入が取り沙汰されるようになりましたが、教育現場にもそれらが必要な割にまだまだステークホルダーが少ないなと感じています。
toC向けアプリだけでなくfor schoolの開発などを通じて教育現場の課題解決を担っていきたいと言うのが自分の強い思いです。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。
mikanでは各ポジションの人材を積極採用中です!興味があればぜひ気軽にメッセージを送ってみてください。


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