【エッセイ】なんて貧弱な生き物だろう(1000)
今朝、いつもの通勤電車に座っていると、とても不快なことがあった。
最寄駅始発の電車のシートに座っていた。一番左端だ。するとおっさんが隣に座った。なるべく多くの人が座れるように詰めて座るのは良い心がけだと思う。
だが、そのおっさんの席の詰め方がクレイジーだった。おっさんの右隣は誰も座っていないのに私の脚を自分の脚でギューギュー押すように座ってきたのだ。
とても不快だったので「痛いな、押すなや」とおっさんが異常者かもしれないというのに考えるより先に言葉が出てしまった。
刺されなくて良かった。おっさんには当然無視された。
このままおっさんになんば駅までの40分間を押され続けるのも嫌なのでよほど乗務員を呼ぼうかと思った。
「鬱陶しいな」と吐き捨てて空いている別の席に移った。
おっさんに屈してしまった。終始不快だった。
朝アップされた相互フォロワーさんのnote記事を読むのが通勤電車内でのささやかな楽しみなのに読めなかった。
諦めてくだらないヤフーニュースの大谷翔平がオールスターでホームランを打ったっていうオータニハラスメントの記事やXのクソ下劣なクズどもの持論を眺めてさらに不快になった。
一体そのおっさんは何がしたかったのだろうか?
考えられる原因がいくつかあるので創造力だけは逞しいこのすばらしい頭で推察してみよう。
①私が若干脚を開いて座っていたので説教のつもり。
この可能性が一番高い。
しかし私は良識のある日本人である。日本語で「ちょっと脚広げすぎやで」と言ってくれれば「すまぬ」って丁重に謝罪して座り直す。
ははーん。さてはおっさん。喋ったら死ぬんだな!
②以前、私がおっさんに何か不快なことをした仕返しをされた。
いつも同じ電車に乗るので実は以前におっさんに会っていてその時に私がおっさんに同じような不快なことをしたのかもしれない。しかし先述のように駅始発で必ず座れるくらいの空き具合なのでこの私がそんな無意味なことを過去にした可能性は限りなくゼロに近い確率で収束する。つまりゼロだ。
③その左端の席はおっさんが自分の席と勝手に決めていつも座っているから腹が立って嫌がらせをした。
自由席なのにいるよね、たまに。そういうカス。
④おっさんがホ○で、・・・
昨今、ジェンダーだかなんだかの不条理極まりないコンプライアンスとやらが鬱陶しいので割愛。
それにしてもそんなことくらいで不快な気分になってしまう私もどうかと思う。
愛と感謝に生きよう♪