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【エッセイ】ニート日記④「日帰り旅行の巻」(2000)写真・リンク多め

2024.04.23(ニート4日目)

目が覚めるとシャワーを浴びる。中年男のニート日記。

♪ こんな馬鹿な文ですいません 嗚呼毎度ありがたし ♪

今日は妻と日帰り旅行に出かけた。

ドライブ中、今日も妻はずっと寝ていた。お疲れ様。

キリンビバレッジ滋賀工場

キリンの1万分の1くらいの規模の食品会社の品管なので、超一流工場の中を見ておきたいというのがあり工場見学へ行った。

とてつもなく広い敷地。自分がこれから勤める工場の敷地から働いている人間の数を単純比例換算すると数万人は働いていなければならないくらいの敷地に300人くらいしか働いていない。さすがフルオートメーション工場。

こんな工場で一度でいいから働いてみたかった。

キリンの滋賀工場はキリンの工場の中でも唯一ビール工場と清涼飲料工場が併設されている所だとツアー前に、ガイドさんが話しかけてくれてしゃべっていたら教えてくれた。申し込み時に工場見学の動機を記入する欄があり、品管なのですばらしい工場を見てみたいとコメントしたのをわざわざ覚えてくれて話しかけてくれた。一流は心遣いまでも特級だ。

午後の紅茶の製造工場をバスで移動し案内してもらった。製造工程と物流倉庫は撮影禁止だったが、展示室などは撮影自由でブログへの掲載も可能と確認を取った。

山田ルイ53世にしか見えない自分
テイスティングルーム入口
試飲

とても楽しい工場見学だった。娘たちも連れて来てあげたかった。また家族みんなで行こうと思う。

彦根城

ノープランの日帰り旅行。近くに彦根城があるので向かう。

天守

彦根城の入場料800円を払い、天守への坂のような階段を上る。我々は夫婦ともども横に大柄なので(デブなので)時間がかかる。

彦根城の中は75度くらいの急な階段があり、息を切らしながら登る。夫婦ともども汗だくだ。城の中は土足厳禁なので片手に持った靴も邪魔だ。平日で混んでいなくて本当によかった。我々とは逆方向に中学生の社会科見学と思しき団体がいた。彼らとバッティングしなくてマジでよかった。

天守を出て下りの階段の方が辛かった。平らな階段ではなく45度くらいの傾斜がありしかも雨で濡れている。転げないように滑らないようにゆっくり降りていると、さきほどの中学生のひとりと思しき少年が走り降りて行った。その若さに脱帽しながら慎重に降りて行く。

ひこにゃんパネルと彦根城
天守からの眺め①
天守からの眺め②

堀の白鳥

黒門から出てひこにゃんを見るために彦根城博物館前に向かう。ひこにゃん登場まで30分ほど。堀のほとりに白鳥がいた。(noteに載せるためだけに動画をアップ)


ひこにゃん音頭

ゆっくり歩いて向かうと耳につく「ひこにゃん音頭」のメロディが流れている。彦根にぎわい市だかなんだかが行われていてそのBGMだった。

そのメロディが猫ミームの「チュピチュピチャパチャパ♪」や「ハッピーハッピーハッピー♪」と同じように我が脳を侵食した。後でYouTubeで何度も聴いて歌詞を覚えた。

ひこにゃん

ひこにゃん登場を待つ間、彦根城博物館前に停まるひこにゃんカーなどを眺める。

ひこにゃんカー①
ひこにゃんカー②

ひこにゃん登場!慣れた様子で愛想を振りまくひこにゃん。かわいらしい。お辞儀をするのがとてもかわいかった。

孫や子に見せるためだろう。お年寄りや中年の方々が男女を問わずに写真や動画撮影をされていた。

ひこにゃん①
ひこにゃん②
ひこにゃん③(お辞儀)

ひこにゃんは彦根城国宝指定100周年記念事業で誕生した彦根市の公式ゆるキャラである。ゆるキャラ界ではこの「ひこにゃん」と「くまモン」が二大巨頭で、各自治体はこぞって三匹目のドジョウを掬おうと躍起だが、未だにこのふたりに匹敵するくらい人気の公式ゆるキャラはいない。

ひこにゃんの由来は以下の通り。

彦根藩井伊家二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる"招き猫”と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え(戦国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編成のこと)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクター。

ひこにゃんのプロフィール(彦根市HP)

平日のお昼ということもあり、幼い子がいなかったのが少し残念だった。ひこにゃんを真剣に見入る幼子の様子を見るのもとてもかわいいだろう。

しゃぶ葉

彦根城のすぐ近くにある遅めの昼食にすかいらーくグループのしゃぶしゃぶ店・しゃぶ葉へ行った。6年前に来たことがある同じ店だが、その時はしゃぶしゃぶだけ食べて彦根城へは行かなかった。当時の目的は琵琶湖一周だったから時間がなかったのだ。

なぜ6年前と正確に記憶しているからかというとコロナイヤー直前だったからである。別に妻との思い出を心に刻んでいるからではない。

残念ながら写真がないので公式ページから拝借。

公式HPより


帰り道もずっと眠る妻。お疲れ様。

夕があり、朝があった。第四日。

#エッセイ #日記 #ニート

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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