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【エッセイ】定期テスト(1200)


書くことが思い浮かばなかったが、相互フォロワー箱男さんのエッセイを読んでいて生徒時代の定期テストのことを書こうと思った。

このエッセイ面白い。箱男さんのエッセイはいつも面白い🤣

私は箱男さんと違って一夜漬けというものをしたことがない。私の目標は大学入試であり、定期テストなど範囲が決まっているので復習のためのものだと思っていたからだ(箱男さん、嫌味でも自慢でもないので悪しからず)。

生徒時代。親父からのお小遣いは定期テスト主要5教科の点数で決められていた。80点以上で1000円。90点以上で2000円だったと思う。また校外模試も成績に応じてボーナスがもらえた。今思えば私立校に通わせてもらった上にそんなに金を渡していた親父はクレイジーダイヤモンドだった。

しかし。この懸賞金制度は上の弟(弟がふたりいる)のせいで崩壊した。彼は優秀過ぎた。ほぼ全教科で90点以上を獲得していた。5教科と言っても科目別に分かれているので一回の定期テスト10科目くらいあった。定期テストは年5回あるのでそのままのペースだと年10万円。そして実力テストでも彼は全国の100位以内に入るくらいのバケモノだった。危機を感じた親父は途中から私と弟は月5000円の定額に移行した。私も弟ほどではないがだいたい80点以上、得意科目は90点以上取っていたので割合だと月5000円以上は稼いでいたので不満だった。とんだとばっちりだ。しかし、今思えば月5000円も貰いすぎだ。私立校に通わせてもらっている上にとても申し訳ないことをした。と言っても親父からはじめた制度だからまあいっか。

妹と下の弟は同じ学校に通っていて同じ制度でお小遣いだったがほぼもらったことがない。なぜこうも上二と下二で学力に差がついてしまったか謎だ。

ちなみに私も我が娘たちに月々のお小遣いプラスのボーナスとして親父のやっていたのと半額でその制度を採用している(80点以上500円、90点位以上1000円)。次女にはよくあげているが、長女にはほとんどあげた記憶がない。きょうだい格差はどうしても出る。勉強だけが人生ではないのでまあいいが。長女は絵の才能があるのだ。

私は父が教師を勤める学校に通っていた。先のエッセイでふれたように生物ヲタクだったので生物のN先生を特に尊敬していた。授業が面白かった。大学の講師も務めていたらしいので授業の範囲が高校の範囲を逸脱していたからだ。

しかし授業中によく「テストの成績に応じて報酬を与えるのは間違っている」と言っていた。多分、父と同僚だったので父がそういったことをしていると話などで知っていたから私に間接的に言ったに違いないと思っていた。もしかしたらそう言った家庭が多いから自説を展開していただけかもしれないが、それは先生に聞かないと意図はわからない。

またノスタルジー投稿になってしまった・・・。本当に歳だ。もう死ぬのかもしれない・・・。

#創作大賞2024 #エッセイ部門

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