#5 Hasselblad XCD 2,5/55Vレビュー
みなさんこんにちわ、きくりんです。
前回の更新からかなーーーり空いてしまいました…
やはり定期的に更新するというのは私には向いてないのかも🤔
空白の期間何やってたかというと…
ちょうど1年前に会社を辞めて、今年からは個人事業主として仕事をしてたのですが、7月に法人を設立し、手続きやら何やらでタスクが山積みでSNSの更新も疎かになってました…ごめんなさい。
ちょこちょこ撮影には行ってたけど撮影データHDDにぶっ込んでそのままにしてるものばかり…
まぁ、そんな感じでここ数ヶ月過ごしてたのですが…
前置きはここまでにして本題に。
今回のエントリーはHasselblad XCD2,5/55Vの長期レビューです。
X2D100Cと一緒にお迎えしたHasselblad最初のレンズとなり、この半年間色々なところに持ち出して使ってきました。
途中、XCD2,5/25Vを勢いでポチってしまいましたが、フルサイズ換算20mmの広角単焦点は出番が少なく、最近ではXCD2,5/55Vのみの持ち出しがほとんど。
さまざまなシーンで使い込んだので、作例と合わせて紹介します。ぜひ最後まで読んでね😚
まずは基本的なスペックについて
https://cdn.hasselblad.com/f/77891/x/48700dd567/xcd_55v_lens_datasheet_jp.pdf
細かいスペックは公式を参照してほしいのですが、本体重量372g、全長72mmと小型軽量のため気軽に持ち出せるサイズ。
フルサイズ換算にすると約44mm(中判は焦点距離×0.8でフルサイズ換算の画角)の焦点距離のため、50mmより広く35mmより狭いといった感じです。
35mmだと少し広く感じることが多い私にとっては非常に使いやすい。
機能面の特徴してはAF.MFの切り替えはレンズ側で行うこと。
iPhoneで適当に撮っちゃったので綺麗に撮れてなくてごめんなさい🙇♀️
ピントリングをカチッと上にスライドさせればMFに切り替わる機構。
また、HasselbladのXシリーズはリーフシャッターとなっており、ボディではなくレンズ側でシャッターを切るようになってます。
面白いのがレンズによってシャッター音が違うんですよ。
XCD2,5/55Vは「カチッ」軽い音に対してXCD2,5/25Vは「ガッシャン」て感じの重めの音。
おそらく38Vや90Vもそれぞれ違うんじゃないかなって思ってます。
フードを外した状態だとこんなにコンパクト。
手のひらに納まりそうなサイズだけどこれ一本で60万円😇
余談ですが風景撮影ではフィルターの付け外しが多いため、プロテクトフィルターは使わない派です。
そのため、落としたりぶつけたりしないようレンズ交換の時は細心の注意を払ってます。
では60万円もするレンズがどれほどの描写力なのかというと。
バッチリ写ります😎
ここからは作例の紹介
まずは春に撮影した星景写真から。
この写真はHasselbladで初めて星景撮影をした一枚。以前のエントリーでも紹介してますが4分16秒×5枚を比較明合成しで仕上げた作品です。
桜の下に小さくお地蔵さんが写っているんですが
X2D100Cが1億画素ということもありディテールもはっきりとしています。
上高地で撮影した一枚、細かい木々の枝までもシャープに写されている
このあたりの写真は画角がジャストフィットで個人的にお気に入り。
そこまで寄れるレンズではないが、絞っても開放でも素晴らしい描写力。
特に一輪のポピーは背景のボケ感が柔らかくて好き。
藤棚を撮影したら独特な雰囲気の描写に。
ひまわり畑を絞って撮影。
網の向こうの風神さん。
脱走しかけの🐢さん。
色々と作例出しましたが、総じて言えるのが「良いレンズ」の一言に尽きます。
中判ミラーレスだとFUJIFILMの方がレンズラインナップも多く実用的だけど、ロマンを求めるならHasselbladがおすすめ。
さらにその中でも1本目のレンズどれにするか迷うならXCD2,5/55Vをおすすめします!
仕事ではSONYがメインとなってますが、もう少し機材が充実したら現場に投入していこうと思ってます。
Hasselbladの製品は以上で紹介が終わりますが、また新しい機材を購入したらnoteに書かせていただく予定です。
SNSではリアルタイムで撮影した写真などアップしてるので、よかったらInstagram・Xを覗いてみてください♪
ではまた!!