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カサンドラ症候群とかふざけるな。こっちも超ストレスたまってる


昨今、発達障害の配偶者と結婚してカサンドラ症候群なる病気を発症する人がいるそうですが、発達障害当事者からも物申したいです。

こっちも健常者のうるささに同じくらい疲弊しとるんじゃ!ってことを。

カサンドラ症候群の方には逆に発達障害の思考を勉強して理解していただきたいものです。

健常者周りの目を気にしすぎ

健常者って周りの目をきにしすぎじゃないですか?
発達障害からすると、周りの目を気にしすぎて自分の軸がないように見えます。
他人の目を気にするということは自分も同じくらい他人を気にしているということですよね。怖すぎる。

命に関わらないことにこだわりすぎ

発達障害配偶者にイライラする代表の出来事は、部屋を散らかしっぱなしで片付けないあたりじゃないでしょうか。

家が散らかっててなぜそんなにキレるのでしょうか。散らかってたところでなんの問題もないと思うのですが...。

私は食後の皿洗いができなくて離婚しました。
当時は片付けが苦手で、皿洗いは使える食器がなくなったらやるようにしていたんですよね。

自分の希望を人に押し付けるな

先ほどの話に被ってくるのですが、家を片付けたいなら片付ければいいと思います。
食後に食器を片付けたいなら皿洗いをすればいいと思います。

なぜ自分の願望を相手にさせようとするのでしょうか。

私はADHDですが実は水場が汚いのが嫌いです。
学生のころ寮暮らしの共同生活をしていましたが、毎週土曜日は掃除の日と決めて、せっせと風呂とトイレの掃除をしていました。
他の誰かに強制したことはありません。当番制にしようなどという提案すらしませんでした。
だって自分が嫌なんだから自分でやるべきです。それを周りが私の掃除にただ乗りしているなんてことも思いませんでした。

健常者は相手に自分の希望を押し付けすぎです。

裏表作るのマジできもい

健常者って本当に裏と表の顔の違いが激しいですよね。多分発達障害の方には共感いただけるかと思うのですが、これ本当にめちゃくちゃ気持ち悪くて不誠実に見えます。
絶対友達になれないし上司だったら絶対信用できないです。

逆カサンドラ症候群で離婚

離婚理由はもちろんこれだけではありません。
そもそも気が合わなかったとか色々あります。詳しくはこちらに書いています。


ただ、配偶者のあまりのうるささにノイローゼになりそうでした。

先にも書いたように私は皿洗いはすぐにしませんでしたし、夜型傾向だったため(ADHDには多いらしい)週末は昼過ぎまで寝ていたいタイプでした。そういう部分を指摘されすぎて、とてもじゃないけどやっていけませんでした。

健常者はマイノリティに対して歩み寄る力が弱い

健常者は自分の考えこそが正しいと信じて疑わないため、相手がうんざりしていても指摘をやめないんですよね。

挙句の果てには「カウンセリングに行こう」とか「病院に行こう」と言い出します。

自分が間違っているとは1ミリも思わないのは、生まれてきてからマジョリティーで生きてきたため、優性思想があるのかもしれません。

相互理解どこいった!?って感じですよもう。

発達障害夫がモラハラとかいう話よく聞きますが、相手のうるささに疲弊し自分としての理屈や思考とを話そうとするが一切聞き入れてもらえなければ、モラハラ的に相手を無視する、押さえつける対処しかなくなると思います。
発達障害の配偶者がモラハラになってしまうのは、自分も相手の言い分を聞かなさすぎ、というところを自覚したほうがいいです。

私は「お前大分ヤバいからな!?」「少しは私の考えも聞けや!!」とキレ散らかしていました。

結婚前に「早起きとか毎日定時に朝ごはんとか絶対できない。」って伝えたうえで結婚したのに、結局小言を言われる日々。

典型的な「結婚すれば変わると思った」という考え方かもしれませんが、詐欺かと思いましたよ。

健常者はね、細かいことを気にしすぎよ!
命に関わることだけ気にすりゃいいんだよ。
あとは適当でも生きていけます。

発達障害と健常者は人種が違う

私は離婚も経験しこれは確信を得ているのですが発達障害と健常者はもはや別人種ですね。同じ人間の見た目をしている別人種。

発達障害✖️健常者の結婚は国際結婚レベルの難易度があると思います。

お互い不幸にならないためにも人間関係は同類で作るようになりました。
そして気づいたのですが、発達障害相手だと本当に気を遣わなくて気楽です。
健常者に対してだと失言と取られていた言葉も、発達障害者同士なら悪意はないというのが前提の価値観としてあるので失言とされません。

どっちが悪いとかじゃなくて、もはや私たちは同じ人種ではないくらいの違いがあります。

無理に関わらない方がいい

発達障害側が結婚までは必死に隠していたタイプであれば、健常者がキレるのも仕方ないのかなーとはさすがに思います。

発達障害は発達障害で、頑張ってマジョリティ側に混ざろうとするべきではないのです。
もちろん人と仲良くできるかというのは個人の性格にもよるのでうまくられる人はいいのですが、うまくやれない人が無理すると不幸な結果になります。

これも発達障害に対する社会の雰囲気が悪くて、学校でも職場でも、「発達障害はヤバイ」という空気があり、理解をしてくれる健常者はいません。


発達障害当事者は、生まれてから自分は発達障害だと気づくまで健常者に混ざって頑張ろうとします。だって見た目はなにもみんなと違わないですし、言葉も同じですし、同じ日本人として定義されているのですからそうなりますよね。

健常者以外はスルーをされている雰囲気を生きる中で、自分の性質と向き合うこともできず「発達障害はヤバイんだ...自分はやばいんだ…なんとかしなきゃ」と躍起になってしまいます。

私は学生時代、同族が嫌いでした。同族嫌悪です。
だって、発達障害っぽい人のことってクラスでは空気扱いでしたもん。
関わったらヤバイんだ...って勘違いしてましたし自分もそっち側に行かないように必死でした。だからこそ同族嫌悪的に遠ざけていました。
今思えばなにしてたんだろうなー、似たような人ともっと仲良くしておけばよかった、、と思います。

「発達障害は発達障害でいいところあるよね」って空気ならもっともっと伸び伸び友達作りしたり意見が言えたんじゃないかと思います。

発達障害×健常者の結婚は国際結婚くらいのハードルがあると思いますので、相互理解できないタイプであれば一生このすれ違いの苦しみが続きます。

健常者側に対しては、自分に受け入れられない考え方でも、相手のことを理解して譲ってあげようという相互理解の気持ちが持てないようであれば結婚生活の継続は難しいよ、といいたいです。

発達障害側に対しては、自分が別人種であることを理解して、このまま歩み寄りの人生を続けられそうか、もう嫌だと思うならその結婚生活には終止符を打て、といいたいです。




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綠
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