恋愛コンサルだの婚活コンサルタントって胡散臭いのは当たり前
世の中には恋愛コンサルタント、婚活コンサルタントという仕事があるようだ。もし胡散臭いと思った方、まっとうな感覚だと思います。
「結婚するのにわざわざコンサルって要る?」
「恋愛の悩みなら友達に相談すればいいじゃん」
「そんなコンサル、私でもできそう」
恋愛や婚活のコンサルティングについて一般の方が思う感想ってこんなところじゃないでしょうか?
私はそんな胡散臭いことを仕事にして気が付いたら10年ぐらいたちました。正直、自分でもこんな仕事でよく食ってきたなと思います。
仕事の内容とどういう方が利用されるのか説明したいと思います。
学生時代に恋バナしないまま大人になる
株式会社リクルートマーケティングパートナーズのブライダル総研「恋愛結婚調査2019」によると一度も異性交際経験がないと回答する20代男性は39.5%、20代女性22.6%です。
私のところにご相談に来る方の4割前後は一度も交際経験がない方です。年齢は20代~50代と幅広いです。美人もいれば、コミュニケーション力が高い方だっていますが、10代後半から20代前半にかけて、友達と恋バナをする経験がないという方が多い。
大学に進学して、キャンパスデビューあるいは社会人デビューしてコンパに行くみたいな経験もない。
いわれた課題をこなして進学し、就職したけれど、誰にも「彼氏作れ」なんていわれなかったからしなかったというか。周りも恋バナが好きな人はいないし結婚しないつもりはないけれどもどうしたらいいか分からないですと言う方が多いです。
つまり、恋の悩みを友達に相談できる環境がないのです。
あと、よく結婚相談所と勘違いされる方が多いですが、私は結婚相談所はやっておりません。(恋愛・婚活コンサルタントと名乗ってて結婚相談所をやっている方もいらっしゃいます)
出会いがないのではなく、出会いが飽和している
「出会いがない」とよく聞くのですけど、出会うためのツールってあふれているんですよ。マッチングアプリ、婚活パーティー、街コン、結婚相談所、相席屋、合コンセッティングサービス、社会人サークル等。
私はマッチングは提供しておりません。どちらかといえば今は出会いがありすぎて、モテる人がよりモテるようになっているだけじゃないかなと思います。
結婚相談所ってありますけど、入会しても8~9割の人はそこで結婚に至らないのです。しかも、結婚相談所は「一度もお付き合いの経験がないからまず恋人が欲しい」ぐらいの結婚願望が淡い方だと不向きなサービスです。
ちなみに、ご相談に来る方の中で「婚活がうまくいかないから」という婚活中でご相談に来る方は3~4割ぐらいです。ご相談者の過半数は婚活をしていません。
例えばどんなご相談が多いか一部ご紹介します。
LINEで何を送ったらいいか迷う大人たち
↑男性にありがちなNGなLINEの例をご紹介します。これを送られても女性は返信困りますよね。
ご相談で多いのがLINEです。
「何を送ったらいいか分からない」
「やりとりをどこで辞めたらいいか分からない」
「おはようと挨拶だけされてもどうリアクションしたらいいか困る」
結婚した夫婦のLINEなんて「終わったから帰る」の一言ぐらいかもしれない。結婚したらLINEはほとんど業務連絡になるかもしれないのに、恋人になる前の段階のLINEやメッセージでデートにたどり着かない方が多いのです。
結婚相談所パートナーエージェントでLINEのセミナー講師もやっていますし、個別にご相談に来る方ではLINEの添削・代筆もやっています。
ブスでもブスに気が付かない自称普通女子
以下はメンタルが不安定な時は読まないでください。
「大学に行ったらコンパもあって彼氏もできる」と思っていたのに自分にそんなキャンパスライフはなかったという女性の場合、ほぼブスです。でもブスにブスなんて誰も指摘しないんですよ。
顔の造形のことじゃなく、10年前(あるいは20年前から)メイクも髪型も服を買うお店も変わっていない。クマ、シワ、肌や髪のパサつきは加速するのに。それで「パステルカラーが男ウケいいんでしょ」と思って着るとこうなります。
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幼いおばさんですよね。
年相応のスキンケア、髪形、メイク、服装にするとこんな感じ。
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多分、私は日本一「ブス」と言っているかもしれない。ブスの生態に詳しい脱ブスの専門家です。
悪いことをしているわけじゃないし、同じことを繰り返してきただけだから自分のことを「普通」と思っているでしょう。普通だから普通の男性と結婚ぐらいできるだろうと。
普通というのを偏差値50だとします。普通のつもりでいるブスは偏差値40なのですが、偏差値52ぐらいの男性を狙うのです。そりゃ無理に決まってる!
結婚って社会とつながる力を磨いていった結果の副産物
私は別に結婚なんてしなくてもいいと思ってます。したい人がすればいいだけ。あと、結婚のため婚活優先の生活をするのもズレていると思う。
結婚ってどういうものか、私の考えとしては女性として、大人として社会とのつながりる力を磨いていった結果の副産物だと思います。
多くの恋愛がうまくいかないという女性は「女」に見られていないか、幼いです。出会い探し以前に、まずは女になる、大人になることが重要でしょう。
婚活の胡散臭さを払拭していきたい
緊急事態宣言が発令され4月5月と考えました。婚活業界も休業したり、オンラインに切り替えたり、様々でした。
結婚相談所、婚活恋愛コンサルタント、婚活パーティー事業者、恋愛メディア関係の方中心の情報交換会を企画しました。
婚活体験談で人気のブロガーさん(オトナサローネ編集長浅見悦子さんと、アメブロ公式ブロガー花凛さん)を講師に呼んで、婚活事業者がより良いサービスにするための視点を話していただいたこともあります。婚活サービスの胡散臭さを払拭して透明性向上のための活動はこれからも続けていきたいと思っております。