見出し画像

海水温熱療法でメニエール病を完治したうちの体験


海水温熱療法の概要

 海水温熱療法は、沖縄発祥の民間療法で、100℃以上に加熱した海水で蒸したタオルを用いて全身を温めることを目的としています。この療法は、体温を上げることで免疫力を高め、自然治癒力を促進することが期待されています。特に、沖縄の瀬底島の海水が使用され、そのミネラル成分が体液に似ているため、体に優しい効果が得られるとされています。

 海水温熱療法の重要な効果の一つは血流改善です。全身を温めることで血管が拡張し、血流が良くなります。これにより、体の各部位に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、細胞の活性化が促進されます。特に、冷え性や血行不良に悩む人々にとって、この療法は非常に有効です。

 体温が1℃上昇すると、代謝は約15%向上すると言われています。海水温熱療法によって体温が上がることで、エネルギー消費が促進され、ダイエットや体重管理にも寄与します。さらに、代謝が活発になることで、体内の栄養素の吸収効率も向上し、健康的な体作りに貢献します。

海水温熱療法はデトックス効果も期待できます。施術中に発汗が促され、体内の毒素が汗とともに排出されることで、体内環境が整えられます。このデトックス作用は、肌の健康や免疫力の向上にも寄与し、全体的な健康状態を改善する助けとなります。

最後に、海水温熱療法は心身のバランス調整にも寄与します。副交感神経が活性化されることで、自律神経のバランスが整い、ストレスの軽減やリラックス効果が期待できます。これにより、日常生活の質が向上し、心身ともに健康的な状態を維持することが可能になります。


メニエール病の症状

 メニエール病の最も顕著な症状は、回転性めまいです。このめまいは、突然に発生し、数分から数時間続くことがあります。患者は自分や周囲が回転しているように感じ、立っていることが困難になることもあります。このような発作は、日常生活に大きな支障をきたし、精神的なストレスを引き起こす要因ともなります。発作の緩和には、メクリジンやロラゼパムなどの薬が用いられますが、根本的な予防策にはなりません。

 耳鳴りは、メニエール病の患者にとって非常に不快な症状の一つです。耳がキーンと鳴る高音や、ブーンとした低音の音が聞こえることがあり、これが持続的に続く場合もあります。特に、回転性めまいの発作中やその前後に耳鳴りが悪化することが多く、患者はその不快感に悩まされます。発作が収まると、耳鳴りも改善することが一般的です。

 難聴は、メニエール病のもう一つの重要な症状です。特に、低周波の音が聞こえにくくなることが多く、発作を繰り返すうちに聴力が徐々に低下することがあります。うちの場合は、三味線の高音が、特に辛く、初期段階では、発作時に一時的な難聴が見られることが多いですが、症状が進行するにつれて、聴力の低下が持続的になることもあります。これにより、患者は日常生活において音を聞き取ることが困難になり、社会生活にも影響を及ぼしました。

耳閉感は、メニエール病の患者がしばしば経験する症状で、耳が詰まったような感覚や圧迫感を感じることがあります。この感覚は、発作の前後に特に強くなることが多く、患者にとって非常に不快な体験です。耳閉感は、内耳の圧力変化に起因しており、これがめまいや難聴といった他の症状と相まって、患者の生活の質を著しく低下させる要因となります。 7

吐き気や嘔吐は、メニエール病の発作に伴う非常に辛い症状です。回転性めまいが発生すると、患者はしばしば気分が悪くなり、吐き気を感じることが多いです。このような症状は、発作の強さや持続時間に応じて変化し、時には嘔吐を引き起こすこともあります。これにより、患者は身体的な苦痛だけでなく、精神的なストレスも抱えることになります。


治療開始のきっかけ

 メニエール病の症状は、耳鳴りやめまい、聴力の低下など、日常生活に深刻な影響を及ぼしていました。特に、仕事やプライベートでの活動に支障をきたし、精神的にも疲弊していました。そんなとき、マーケターの神田昌典先生の紹介で知り合った、故 森社長の勧めで、自然療法としての海水温熱療法を京都で体験することにしました。
 この療法は、沖縄で長年にわたり地域の人々に支持されてきたもので、海水を用いて身体を芯から温めることで、免疫力や自然治癒力を高めることが期待されています。

 従来の治療法、特に薬物療法や手術は、メニエール病の症状を軽減するために用いられますが、うちの場合、十分な改善が見られませんでした。ほぼ半年ほど、車椅子生活をし、関西中のメニエール病にいいと勧められた病院はほぼ通院しました。しかし、多くの患者が経験するように、これらの治療法は根本的な解決には至らず、症状が再発することが多いのです。そのため、うちは、一時は引退を考えましたが、半信半疑で、新しいアプローチとして海水温熱療法を試すことに決めました。

 海水温熱療法を始めるきっかけとなったのは、森社長の体験談でした。彼らの話を聞く中で、この療法が効果的である可能性を感じ、私も試してみることにしました。実際、海水温熱療法は体を温めることで免疫力を高め、さまざまな不調を改善する効果が期待されています。これにより、私のメニエール病の症状も改善されるのではないかと期待を抱きました。

治療の具体的なプロセス

 海水温熱療法は、体の隅々に熱を届けることを目的としていて、海水のミネラル成分が体液に似ているため、体に優しく、温熱効果が高いとされています。これにより、基礎体温が上昇し、免疫力や自然治癒力が向上することが期待されます。

 施術の頻度は、状態にもよりますが、うちの場合は、初回の施術後に1週間から2週間の間隔で2回目を受けることを勧められました。最低限、この間隔を守ることで、体が温まる効果を持続させ、基礎体温をさらに上昇させることが可能です。効果を最大限に感じるためには、少なくとも3回の施術を受けることを勧められました。

 施術は、まずうつ伏せの状態で始まります。施術者は、足のつま先から始め、徐々に体幹部、脇の下、そして頭部へと進めていきます。この流れにより、全身が均等に温まることが確保され、体の冷えた部分には特に熱がしっかりと届くように配慮されています。

 施術時間は、初回が90分、2回目以降は約50分と設定されています。この時間内で、体全体をしっかりと温めることができ、特に初回はヒアリングも含まれるため、体調に応じた施術が行われます。海水温熱療法は、体の深部まで熱が浸透するため、表面的な温まり方とは異なり、持続的な効果が期待できます。

 施術後の効果として、体が軽くなり、血流が改善され、全身が温まることで血管が拡張し、血流が良くなり、体調が向上し、疲労感の軽減やリフレッシュ感を得ることを体感しました。数年で一番体調が良いと思い帰りに近鉄電車の特急の中で、悪いこととは思いながらビールを飲み!「美味しいな~」としみじみ思ったのを覚えています。


治療中の経過と変化

 最初の3ヶ月は、毎週施術を受けるたびに、体調の変化を実感しました。特に、海水温熱療法によって体が温められることで、血流が改善され、めまいや耳鳴りの頻度が徐々に減少していきました。体温が上がることで、免疫力や自然治癒力が高まり、体全体の調子が整っていくのを感じました。

 特に耳の詰まり感や圧迫感が軽減されたのは、血流の改善によるものでした。海水温熱療法は、全身を温めることで血管が拡張し、血流が良くなるため、耳の内耳への血流も改善され、症状が和らいでいきました。このように、体全体の血流が良くなることで、耳の不快感が軽減されるのです。

 施術を受けた後は、疲労感が大幅に軽減され、体が芯からポカポカし、日常生活での活動が楽になりました。体が温まることで、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスした状態が持続するため、仕事や家事をこなす際の負担が軽くなったのです。これにより、日常生活の質が向上しました。

 施術を受けた日は、ぐっすりと眠れるようになり、睡眠の質が向上しました。海水温熱療法によって副交感神経が活性化され、自律神経のバランスが整うことで、心身ともにリラックスした状態が得られたのです。これにより、翌日の活動もスムーズに行えるようになりました。

 施術を通じて、副交感神経が活性化されることで、ストレスが軽減され、リラックス効果を実感しました。心身のバランスが整うことで、日常生活におけるストレス要因に対しても、より冷静に対処できるようになりました。このように、海水温熱療法はうちにとって、心身の健康を促進する重要な手段となりました。

是非、皆さんうちと同じように困ってる方やそれ以外にもお体や心にトラブルをお持ちの方もうちに騙されたと思って、一度経験されてみたはどうでしょう?めっちゃお勧めです!おおきに~
菊乃
※奈良の方は、うちも師走で体調が悪くなりがちなので、メンテも兼ねて、12月20日から約1か月間うちの店、つるやの二階で札幌から先生をお招きしてポップアップ施術院を開催いたします。ご予約必要ですが奈良や近郊の方はお問い合わせくださいませ~

つるや:0742225588
FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/934851164677728/934851214677723/?active_tab=about

海水温熱研究所
https://www.onnetsulab.com/

いいなと思ったら応援しよう!