教育メッセで森の幼稚園についての講演があったので聞いてみた！
公演のタイトルは「偉大な代替物としての森の幼稚園」。
教育メッセのホームページに載ってある紹介文がコチラ☟
2025年2月13日（木）15:00 - 15:45
コンテンツ
子どもたちは自然が大好きです。それはあなたを探検と発見に誘い、あなたの想像力を刺激します。森と自然の幼稚園では、子どもたちが季節を肌で感じることができます。私たちの専門家による議論では、関心のあるコミュニティやデイケア提供者が、教育的および組織的な観点から、このようなサービスをどのように実装できるかについて議論したいと考えています。
この教育メッセは2月11日（月）から15日（土）までの期間で開催されているのだが、森の幼稚園に関する講演は今日しかやっていなかった！！！
そして今日はクラスの遠足として教育メッセに行ってみるという日である。たまたま日にちがドンピシャに重なったのである！！！
元々は、この遠足は14日に行う予定だったけど、13日に変更になった。変更になった日に、森の幼稚園に関する講演が行われているなんて、自分は森の幼稚園に関しては結構”持っている”と思う。
（前に、トロイスドルフ絵本美術館を訪れた際に、森の幼稚園の絵本を探したのだが、数百冊置いてある部屋の中で、見事に森の幼稚園の絵本を見つけ出したこともある！）
公演会場の入り口の表示☟
どの位の人が集まるのかなと興味があったが、集まったのは自分を含めてたったの9人だった…笑
座席は48席も用意されているので、全然スカスカである…笑
もっと集まるかなと予想していたのだが、こんなに少ないとは…
ただ、講演の内容は興味深いものだった。
講演者は森の幼稚園で利用するバウバーゲンを開発する団体の人だった。その団体名は「NAWALO」。
森の幼稚園のバウバーゲンに注目するのは面白いなと思った。そして、バウバーゲンに色んな施しをすることによって、問題を解決したという事例を講演会でいくつか話されていた。
例えば、雨が降ったとして、バウバーゲンに子ども達を全員入れることが出来ない場合に、バウバーゲンに屋根とテラスを装備しておいて、雨の中でも食事が出来るようにするとか。
あと、赤ちゃんぐらいの年齢も保育するとなったら、昼寝の環境を整えることも大事になるけど、バウバーゲンが一つしかなかったら、昼寝環境と遊び環境がバウバーゲンの中で混在してしまうので問題になる。そこで、巨大テント（20人くらいは入れると言われていた）をバウバーゲンの近くに建てておいて、そこを昼寝か遊びの環境にするという事例も紹介されていた。
講演中に映し出されるバウバーゲンの写真が、どれもクリエイティブで凄かった。従来のこういうボテッとした感じではなくて、
結構お洒落な感じだった☟（ホームページから拝借。講演で紹介されてたバウバーゲンはホームページ上には載ってなかった…）
ホームページに動画もあった☟
YouTubeチャンネル☟
今回の講演は、自社のバウバーゲンの宣伝という意味合いが強くて、森の幼稚園論を語るみたいな感じではなかった。
だけど、バウバーゲンに注目するのは興味深かったので、聞いていて面白かった。
自分は大学生の時にドイツに留学して、その時に森の幼稚園全国フォーラムに参加したことがある。参加したのはいいものの、当時の自分はドイツ語が全く出来なかったために、フォーラム中に参加した講演はちんぷんかんぷんだった。それが2017年のことである。
そこから8年の時を経て、現在2025年。スピーカーの人が話してる内容は8割くらいは聞き取れた（森の幼稚園に関する内容だったから分かりやすかったことが要因）し、プレゼンのスライドを読むことで、理解度をほぼ100％に持っていくことが出来た。
この変化を感じれたことが一番嬉しかった。成長してる自分を感じられて良かった。
～おまけ～
森の幼稚園フォーラムに参加したことをフェイスブックに書いていた☟
ドイツ森の幼稚園全国会議 2017年5月
5月20日と21日にDuderstadtで開催された、森の幼稚園専門会議に参加してきました！実習先からは自分だけ参加しましたが、ドイツ全土から168人の森の幼稚園関係者が集まりました！168人中男性がなんと30人！少ない！もっと幼児教育の分野で男性が増えて、子ども達とイキイキ遊べる環境が作れたら良いなと思います！韓国からも二人の男性が参加されていました！
