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<PiA-Ausbildung>座学5日目!行きつけにしたいケバブ屋さんを発見!!!



今日の1時間目は、名前が半分より前半の人は「音楽」、後半は「芸術」となっていた。しかし、音楽の授業が今日は中止とのこと。

自分は「音楽」グループだったので、9時45分の「多様性」の授業からスタートである。

ただ、自分はいつも通り早めに学校に来た。

道中でWahtsAppにジョージア語を書いた人とたまたま出会った。

自分はその人に気付かなかったのだけど、その人から自分に声をかけてくれた。自分はいつも同じ服を着ているので、周りから覚えてもらいやすいかなと思っている。

学校まで雑談をしながら一緒に行き、その人は芸術グループだったので、途中で別れた。

自分は印刷できる部屋に行った。そしたら既にクラスメイトが1人いて、金曜日までにやらないといけない課題に取り組んでいた。

自分は印刷が終わると、その部屋から出ようとしたのだが、その人から「何で出ていくの?」と不意に質問されて、『いや、集中して取り組んでるところを邪魔したくないなと思って…』と答えた。

そしたら、「そんなの気にしなくて良いよ!まだ授業までに時間があるから、ここに残りなよ。」と言われ、促されるままに部屋に残った。

その方はトルコの方で、2003年頃からドイツに住んでいる。18歳の息子さんがいるママさんである。

で、自分が勉強していたら、ママさんから金曜日の課題について聞かれて、そこから色々と語り合った。


そのママさんとは一度グループワークをしたことがあって、自分が発言したことに対して「素晴らしい!あなたの言う通りだ!」と結構褒めて頂いたことがある…笑

今回1対1で1時間以上話し合いをしたので、結構仲が深まったなと思う。

9時になって教室に入った。自分はいつも通り一番前の列の真ん中に座った。自分の隣にはいつもadeleさんが座っていて、そのadeleさんの隣は空いていた。

ママさんはいつも自分の後ろの席に座っているのだが、今日はadeleさんの隣に座るとのこと。

席が近いのでまたまた雑談をして、青いお茶(anchan tee)を教えてもらった☟


学校の一番下の階には台所がある。そこでいつかお茶会をしようと、ママさんが言ってくれた。

台所


adeleさんは「後半グループ」だったので、芸術の授業を受けていた。今日の授業では、紙を見ずに、相手の顔を見ながら、顔を描くという「Blindzeichen」をしたとのこと。


自分が今日受けた授業は、「多様性」、「持続可能」、「英語」である。

英語は先生の授業方針で、教科書のコピーを配ってくれるらしい。

自分は英語の教科書を実物で買うか、電子書籍として買うか悩んでいて、1回目の授業は様子見ということで、購入しない状態で受けた。

そしたら、この知らせだったので、買わなかったのが良い方向に繋がった。

この経験があるので、もし次にPiA-Ausbildungをする方に言えるのは、

教科書を買うのは、急がなくても良い!

ということである。

学校が始まっても、1周目は自己紹介やら授業の概要の説明やらがあって、本格的な授業は2週目から始まることが多い。

なので、それまで教科書の購入は待ってても良いと思う。


クラスの英語力については、レベルが人それぞれだった。多くの人は「問題ないです!」って感じだったけど、何人かは自分と同じように、「英語はあんましできないです…」という感じだった。


隣に座っているadeleさんに英語の教科書を見せてもらった際に、7月を意味する「July」を自分は「ジュリー」と言ってしまった…笑

授業をドイツ語で受けていたからこそ、自分の頭は完全にドイツ語モードに切り替わっていて、ドイツ語はアルファベット読みが多いので、そう読んでしまったのである…

「ジュライ」も言えない、自分の英語力…笑


あと、「持続可能」の授業で、各国の環境意識について語り合う場面があったのだが、日本について自分は「ゴミの分別をちゃんとしている」、「道路が綺麗」といった中身の無いことしか言えなくて、情けなかった。

昨日の宗教の授業でも感じたことだが、自分自身が日本に対して無知であることを思い知らされている今日この頃である。


今週の土日を使って、日本における「宗教」と「環境意識」についての記事を書きたいなと思う。


そして、今日は学校が終わったらadeleさんと一緒に、彼女のおススメのケバブ屋さんへ連れて行って頂いた!


自分が最後にドナーテラーを食べたのは、7月30日である。デュッセルドルフの行きつけのお店「Yede-Gör」で、Stuttgartに引っ越す前に最後の晩餐として食べたのである。

そこからもう今日で1カ月半以上も経っている。自分としては月1回のペースで「ドナーテラーが食べたい!」という食欲が湧いてくる。

なので、Stuttgartで過ごしたこれまでの日々の中で、何度もドナーテラーを食べようとチャレンジをした。

だけれど、行きつけのお店では9.5ユーロだった値段を、どのお店も上回るのである。自分としては、「高い値段を払ったところで、デュッセルドルフの行きつけのお店を超える美味しさに出会わなければ最悪」という思いがあった。

行きつけのお店の味はもちろん格別で、この味を超えるお店はなかなかないだろうと思っていたので、Stuttgartで新規開拓が出来なかった。

そんな中で、Stuttgartのケバブ事情を調べた記事でadeleさんがコメントで教えて下さったのが「Regenbogen」(=虹)というケバブ屋さんである。

Stuttgartにある62個のケバブ屋さんを紹介しているこのサイトで、4位に食い込んでいる高評価のお店だった☟


adeleさんが味を保証して下さっているので、このお店だったら素直にドナーテラーが食べられると思っていた。

もう1カ月半以上も自分はドナーテラーを食べていなかったので、ケバブ欲はピークに達していた。


「Regenbogen」は、最寄り駅のMöhringenから歩いてちょっとの距離にある。

外観はコチラ☟

店内がコチラ☟


まず最初に驚いたのはその値段である!(悪い意味で…)

ドナーテラーがなんと、17.5ユーロもする!!!

上の赤線部分…


デュッセルドルフで行きつけだったケバブ屋さんは、9.5ユーロである!!!

絶対に1人で来ていたら、食べずに帰っていた。約2倍の値段を払うハズが無い!!

だけど、このお店はadeleさんが味を保証して下さっているお店である。自分はドナーテラーを注文した。

そしたら、店員さんが中くらいの皿と大皿を取って、中くらいの皿に野菜を盛り始めた。で、「ドナーテラーの野菜ね」と言って、差し出してきたのである。

これに自分は戸惑った。これまでの自分の経験から導き出したセオリーからいけば、ドナーテラーとは1つの大皿に、野菜、肉、ポテトが盛られるハズである。

それなので、野菜だけを最初に出してくることに違和感しかなかった。

ただ、この後に驚きが待っていった!(良い意味で…)

なんと大皿に、お肉とポテトがもりもりと盛られて、登場したのである!!!


この量はまじでヤバい!!!


「17.5ユーロは高すぎるだろ!」と最初は思っていたが、これを見て納得した!これだったら、それだけのお金を払う価値はある!


で、今日3度目の驚きが、ケバブを食べた瞬間に訪れる!!

自分は世界一美味いと言われるケバブ屋さん「ムスタファケバブ」のケバブを食べたことがある。

その味の詳細はこの記事にしっかりと刻み付けてある。今でも、その衝撃は忘れられない。

そのケバブの最大にして最強の特徴は、「いろいろな具材を詰め込むことによる味変」である。

一般的なケバブは、パンの中に野菜と肉を入れて、ソースをかけて完成である。そうすると、最初の方は良いものの、食べ続けるにつれて味に慣れてしまい、後半はその味の単調さに辟易することがある。

一方で、ムスタファケバブは、パンの中に野菜や肉はもちろんのこと、焼き野菜、ポテト、チーズ、辛ソース、ヨーグルトソース、カレー粉などを加えることによって、食べ進めても味の変化を楽しめるようにしているのである!!!

一噛み毎に、違う味を見せつけてくるムスタファケバブに、自分は心底感動した!!!

その感動を、このRegenbogenのドナーテラーは完璧に再現していたのである!!!


ムスタファケバブはパンにはさむタイプしか提供していなかったけど、このRegenbogenケバブ屋さんは皿の上で、ムスタファケバブと同じことをやってのけたのである!!!

この大皿の右上(赤丸)を見て頂くと、焼きナスや玉ねぎの存在に気付くことが出来る☟


実はそれ以外にも、炒めた人参、ジャガイモ、インゲンなどが、お肉やポテトの下にたんまりと身を潜めている。

そのことによって、多種多様な味のハーモニーを実現し、これだけ多い量でも、サクっと食べれるモノに仕上げているのである。

そして、忘れてはならないのが、中皿に盛られた野菜の存在である。

野菜や中央にかけられているチーズが美味しいのは言わずもがなだけど、かけられているドレッシングが最高に美味かった!


このドレッシングは1回食べたことがある味だった。アーヘンでリンツのアウトレットへ行って、しこたまチョコレートを買った時に訪れたケバブ屋さんの味に似ていた。

なので、おそらく、このドレッシングは自家製という訳ではなくて、業者から購入しているモノだと思われる。

ドレッシングの名前が分かれば、自分はそれを買いたいなと思う。


「最高に美味いドレッシングのかかった野菜とチーズの中盛り皿」と「世界一美味いと言われるムスタファケバブの味を完全に再現した大盛り皿」の組み合わせは、自分が今まで食べたドナーテラーの中で一番美味しかった!!!

デュッセルドルフの行きつけの店を超える味。
(値段はデュッセルドルフの圧勝だけど…)


ケバブ好きとして不覚だったのは、炒め野菜のゾーンを撮影し忘れたことである。それは、レジの横にあったのだが、自分はそれとは別のレジの横にあるものに注目してしまっていた。

それが、

後ろに炒めた野菜達が映っている!!!

である。

和訳したら、「ケバブは最高の薬だ!」である。

自分は昨日の健康の授業で、「健康の為にケバブを食べている」と発言したところ、担当の先生に苦笑いされながら、軽い訂正を食らったのである。

その出来事が頭の中に残っていたので、この標語を見た時にめちゃくちゃ気に入ったのである!!!

この標語を先生に見せつけてやりたい…!笑


そして、今日4度目の驚きは、

なんとadeleさんが奢ってくれたということである!!!


こんなに美味しいケバブを提供するケバブ屋さんを紹介して下さった上に、奢って頂けるなんて、もう至れり尽くせりで、感謝の気持ちは筆舌に尽くし難い。

adeleさん的には、毎日自分にお世話になっているので、そのお返しにという理由だったけど、自分としてもadeleさんの存在は有り難いなと思っている。

今後も何かと協力し合って、大変なPiA-Ausbildungを乗り越えらたら良いなと思う!


で、今日最後の驚きが、このケバブ屋さんの最寄り駅であるMöhringenから電車1本で自分の家の最寄り駅に着くということである!!!


このおかげで、ケバブ屋さんに気軽に通うことが出来る。味とアクセスを考えると行きつけにして、大事な仕事(テスト)の前や自分へのご褒美に食べに行くのは悪くない。

値段に関しては、BFDの時だったら3桁の給料だったので厳しい所があったかもだけど、今回のPiA-Ausbildungでは4桁の給料になるので、経済的余裕は生まれている。なので、行きつけだった9.5ユーロのドナーテラ―を、17.5ユーロにするのもやぶさかではない。

adeleさんが注文されたパンタイプは10ユーロである。2014年にドイツで食べた頃は4ユーロくらいだったので、10年の時を経て上がった値段の変化を感じる…


まぁ、ケバブは最高の薬だから、気にしないけど!!!笑

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