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<PiA-Ausbildung>座学4日目!アザラシと紙芝居とバイクに乗ったおばあちゃん!
今日の授業は、宗教、健康、ドイツ語の3つである。先週の水曜日はオリエンテーションだったので、今回が本格的な授業の始まりである。
宗教が10時半から始まるので、余裕をもって行くことが出来た。
とは言っても、印刷したい書類がたくさんあったので、10時前には学校に到着。
そのままコピー機の部屋に行ったら、クラスメイトの3人が話し合いをしていた。自分は、「コピーに集中してるんで!」みたいな感じの雰囲気を出して、会話には入らなかった。
ただ内容を聞いていると、「ウチの園では子ども達と一緒に遊ばせてくれない!Azubiは観察に徹しろって言われた!」とか「家のネットが最悪で、全然勉強が捗らない!」っていう内容で、大変だなって思えた。
印刷の部屋に置いてある棚に本が置いてあって、印刷中に見ていたら、あやとりの本を見つけた☟
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デュッセルドルフ森の幼稚園でもあやとりの本を見つけたことがある☟
実習先の子ども達にやらせるのもアリかも…笑
印刷を終えたら、10:30頃に教室へ入れた。
で、程なくして宗教の先生が登場。
最初のアイスブレイクで、先生が動物のカードを配って、各自が今の気分に合うものを選んで、後で発表するというのをやった。
自分はアザラシ(Seehund”ゼーフント”☞See「海」+Hund(犬))を選んだ☟
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なんか明後日の方向を向いているというか、未来を見据えているような感じがして、それが良いなと思ったんですよね。
自分もこのPiA-Ausbildungが将来どうなっていくのかしっかりと見ていきたいという思いなので、この力強く見つめているアザラシを選んだ。
(裏理由としては、自分の大好きな漫画「花男」の作者である松本大洋さんの漫画「Sunny」の表紙に似ていて、なんか手に取ったみたいな部分もある…)
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で、自己紹介して、授業の概要の説明があった後に、もう一つのアクティビティーが行われた。
先生が「ごきげんようのサイコロ」みたいなのを持っていて(実際はそのマス目はサッカーボールみたいな感じでたくさんあり、それぞれに質問が描いてあった)、サイコロを持った人はその面に書かれている質問に答える。答えたら、他の人に向かってサイコロを投げて、自分は座る。で、サイコロを受け取った人は質問に答えて、誰かに投げて…というのをやった。
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これは結構使えるなと思った。幼稚園の子ども達は文字が読めないから、サイコロを投げ合うってのは難しいだろうけど、例えば、紙に1から6までの質問を書いておいて、お手製のサイコロを振って質問に答えるみたいな遊びが出来るかなって思った。
全員がサイコロの質問に答え終わったら、音楽室に移動。そこで先生が「紙芝居」の説明をした。
紙芝居はそのまま「Kamishibai」として世界で使われている単語である。PiA-Ausbildungの先輩であるカピバラさんも授業で紙芝居の紹介があったとのこと☟
ドイツの紙芝居だったら、モーリッツ社を押していこうと思う☟
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「紙芝居は日本語?」って先生から質問を受けたので、ドイツ語で紙芝居の説明をした。あと、先生が紙芝居用の”舞台”を持ってきていたのだが、「日本だと幼稚園の先生はそういうのは使わない。手で紙芝居を持っていて、読み終えたら横に置く。そういう舞台ってのは、日本のモノではないと思う。」と伝えた。
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で、先生がある宗教に関わるお話を持ってきていた。なんか「サンクスギビング(収穫と前年の祝福に感謝と犠牲を捧げる日)」的な内容。
先生が9つの絵を置いて、2~4人組を作って、1つの絵を担当する。そして、みんなの前で順番に発表していくのである。
自分はadeleさんとLauraさん(だったような…)とグループを作った。
選んだカードがコチラ☟
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幼稚園児が農場に行き、リンゴを収穫して、リンゴジュースを作るという場面である。
絵に対するテキストがコチラ☟
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自分はこのテキストの最後に出てくる「Meine Oma fährt im Hühnerstail Motorrad(私のおばあちゃんは鶏小屋をバイクで走り回る)」という歌を知っていた!
前にドイツの童謡をまとめた記事を書いた時に知ったのである。その時の、おばあちゃんがバイクに乗ってる姿が強く印象に残って、記事のトップ画像にした☟笑(記事内の7番目に紹介)
個人的には、この歌は超面白いので、是非とも紹介したいなと思っていた。そしたら、ドイツ人のLauraさんもこの歌を知っていて、一節ぐらいなら歌っても良いよと言ってくれた!!!
なので、役割としては、自分がテキストを読んで、テキストに出てくる子どもの会話の部分はadeleさんが読んで、Lauraさんが最後に歌を歌うということになった。
カードは3番目なので、序盤に順番が回って来たけど、何とか上手くいったなと思う。Lauraさんが歌を歌うと、聞いていた人たちが笑ったりして反応を示してくれた。
全9グループが発表を終えて、授業が終了。
次は、健康についての授業である。この授業も最初の方で自己紹介をし合った。
自己紹介の時に、自分の名前の頭文字を使って、健康に良いことを言うみたいな流れがあった。例えば、Sから始まる人だったら、schlafen(寝る)っていう感じ。
自分は「K」だったのでKebab essen(ケバブを食べる)と答えた。野菜も肉も摂取できるから良いなと思ったし、実際に自分は自分の健康をそうやって保っているので言ったのだが、先生的には苦笑いな感じだった…笑
フォローみたいな形で、「健康的かどうかは置いといて、食べたら幸せになるよね!」と言ってもらった…笑
今になって、何か適した答えがあるかなと考えると、
Kommunikation(コミュニケーション)
を思いついた!
これを言えてたら、先生に変な気遣いをさせずに済んだであろう…笑
ただ「ケバブ」と言った時に、クラスをドッと沸かすことが出来て、それは結構狙い通りだったので、良かったなと思う。
自己紹介を終えたら、授業の概要を説明された。続けて、プリントが配られて、「健康促進」と「予防」について自分の言葉で定義しなさいっていう課題が出た。
何人かの生徒が発表した後に、先生が定義の仕方についてのコツを話して下さった。これについては、他の記事で書きたいと思う。
個人的なハイライトは、WHOの健康の定義をドイツ語で学んだ瞬間である。
日本の学校の社会の授業で、
「健康とは、完全な 肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない。」
というのを習ったけど、何十年の時を越えて、まさかドイツ語で復習することになるとは!笑
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こういう日本で学んだことを、ドイツ語で学び直すってのは、個人的には結構面白いなって思っている!
本日の最後の授業はドイツ語である。どんなことが学べるか個人的には楽しみだったのだが、今回は自己紹介しただけだった。45分間、ずっと自己紹介の時間だった…
「名前、働いてる場所、趣味」を言っていくのだが、先生が趣味から話を広げまくっていた…笑
出席を確認する時に自分の名前を呼んだ時に、その先生が素敵な名前だねと言ってくれたし、自己紹介した後に「どこ出身?」と聞かれたので『日本です。』と答えると、「日本人の生徒さんって、私、あなたが初めて~!」と言ってもらえた…笑
今日は何故か学校にいる間はネットが繋がらなかった。これまではちゃんと繋がっていたので不思議なことこの上ない。