原点とFühre sie nicht den leichtesten Weg, aber den schönsten.(子ども達を最もラクな道ではなく、最も素敵な道へと導く)
初めてドイツの森の幼稚園を体験したのは2014年の9月。在籍していた大学の3週間の語学研修プログラムを利用して、フライブルクへ行った時のことである。その滞在期間の1日だけではあるが、ドイツ人先生の協力の元、見学のアポを取ることができた。
朝の会が終わった途端、子ども達が一斉に走り出して、自分の遊びに取り掛かったのは、今でも覚えているくらい衝撃的でしたね。あのイキイキさは半端じゃなかった。
お昼に、「砂糖という単語が分からずにブラックで飲んだ」のは、個人的には笑えますね。苦い経験でした。
女の子と二人きりになった時は「どうしよう…」と思いましたが、何とかコミュニケーションをとることができて良かったです。面白かったのは、僕と女の子が楽しくしている所を周りの子ども達が観察していて、「コイツとなら遊べる」って判断したんでしょうね、お昼前はガン無視だったのが、打って変わって、自分の所に寄ってきたことです。子ども達はよく見てるな~と思いましたね。笑
森の解放さを感じると、大人や子どもにかかわらず、人間として、なんか活動的になるような感覚を感じた。以前の記事にも書いたが、バイオフィリア効果みたいなもんだと思う。
留学後に、お世話になったRiselfeld-Waldkindergarten(リーゼルフェルト森の幼稚園)のホームページを見ていると、素敵なグループモットーを発見した。「こんな素敵なモットーを掲げる森の幼稚園で、1日実習できて運が良かったな」と心底思った。
子ども達を最もラクな道ではなく、最も素敵な道へと導く
心に留めておきたい言葉ですし、子ども達を導くには、自分がその道を歩んでいなければならないので、その自覚を持って自分の人生を生きたいと思いますね。