ドイツの保育士になる人向けの教科書で、アドラーがどんな扱いを受けてるか調査!
アドラーって教育関係だったらよく聞きますよね。
アドラー心理学だったり、嫌われる勇気みたいな感じで、日本では結構有名だと思いますが。ドイツではどうなんだろうなと思って調べてみました!
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ページはBand1の422pと423p。
紹介の流れとしては、
・C領域「世界観や多様性に触れて、理解する。そしてインクルージョンを促進する。」
・第2節「人間の体験や行動を解明するための論理モデル」
・8章「深層心理学的アプローチ」
・3項「アルフレッドアドラーによる個別心理学」
という感じです。
この8章の中にはアドラー以外にも、フロイトやユングが紹介されています。
<個人的情報まとめ>
・元々は医師。専門は眼科、内科、神経。
・開業をきっかけにフロイトと出会い、彼の理論を批判。
・1907年に個別心理学の学校を設立。
・人間は出会った人たちの影響を受けて人格を作り上げていく。目的は、社会で自分の場所を見つける為。
・行動にはすべて目的がある。これまでの経験によって、自身の生き方を作っていく。自信の行動に責任を持つことが大事。
・劣等感が根底にある。その根源は、子どもの時に大人に対してか弱く、助けを求める存在だったことに起因する。劣等感が成長のモーターになり得る。
・報酬は劣等感を埋めてくれるもの。
・共同体感覚は人間関係や社会的構造を形成する能力。これは生まれながらに持っていて、伸ばしていかなければならない。共同体感覚があるかどうかは、心理的健康度合いを見る際の基準となる。
・子どもとは環境の産物ではなく、活動的な存在であり、周りの環境に関わっていきながら、自身の行動様式を発展させていく。