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健康の筆記試験で、クラスで唯一の1点台(最高の成績)を獲得してしまった…


健康の筆記試験が返ってきた。試験中は先生の言動に少しイラついていたけど、自分のベストは尽くせていた。

先生がテスト用紙を返却し始めて、先生が自分の名前を呼んだ時に、自分は「ハイ!」と言ったのだが、先生が『なんであなたはしゃべらないの?』と言ってきたので、「いや、自分はちゃんとハイって返事しましたけど…」って伝えたら、先生は返事のことではなくて、日頃の授業態度のことを指していた。

先生がテストを配る前に、「テストの結果だけど、1点台の人はクラスに一人しかいません」と言っていて、まさかの自分が1点台だったのである!!!


筆記試験の成績がクラスで一番良いんだから、授業中にもっとしゃべっても良いのよという意図だった。

自分としてはもちろん、自分だけが1点台ということで驚きはしたものの、別に全ての教科で自分が一位になっているわけじゃないし、今回たまたまそういう結果になったというだけのことなので、そこまで嬉しいという感じではない。

というか、自分への評価がこれをきっかけに上がってしまうことは、自分にとっては厄介だと思っている。

もちろん、外国人ということで他人から舐められている部分はあるので、自分の意見を通しやすくする為にも、実力を見せつけて信頼を得ることは大事である。

だけど、それが行き過ぎて、信頼ではなくて”偏見”に繋がってしまうとマズいなという気がしている。つまり、「アイツは頭が良いから、アイツの言うことや書くことは正しい」と思われるとキツいのである。

自分は決して頭が良いわけではなくて、準備が上手なのだと思う。


筆記試験に向けて誰よりも上手に準備出来た結果として、クラスで一番の成績を取ることが出来たのだと思う。

ただそれは、裏を返すと、自分は常に準備が必要な人間であることの露呈である。つまり、準備をしていない授業中の自分は全然ダメなのである。だからこそ、授業中に発言が出来ないから、黙っているのである。

授業中はダメな自分だけど、それを準備の力で、筆記試験の時には最高の自分に持っていってるのである。なので、先生から「授業中にもっとしゃべりなよ」と言われても、授業中の自分は筆記試験の時の自分とは違って準備してないので、話せないのである。

個人的に理想なのはやっぱり、「他人から信頼は得ているから、自分の意見が通りやすいけども、外国人故に、本当にコイツ大丈夫か?と疑問を持たれている状態」である。

信頼されながらも疑われているという”バランスの取れた”他人の評価がもらえると一番良いなと思う。


「コイツは頭が良いから絶対に安心!」とか、「コイツは外国人だから信用ならん!」みたいな極端な他人からの評価は避けたいなと思う。

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