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個人的に好きなオープニング5選とエンディング4選!


「最強のふたり」という映画をドイツ語で見たのだが、オープニングがめちゃくちゃカッコよかった!

これを紹介するにかこつけて、これまで自分が良いなと思ったオープニングとエンディングをまとめておきたいなと思った。




<オープニング編>


①最強のふたり(英語:Intouchables)


オープニングでEarth, Wind & Fireの「September」が流れるのだが、ハチャメチャな介護士を演じるオマール・シーが楽しそうに歌うことで、より一層雰囲気を良くしている。

あと、名前の紹介の出方がいちいちお洒落に思う。全てのカットが絵になる。さすがフランスの映画って感じ…笑

YouTubeでドイツ語バージョンを見つけた☟


コチラはフランス語バージョンなのだが、ドイツ語バージョンに比べて、Septemberのリズムがゆっくりで、オマール・シーの歌声がはっきりと聞こえる構成になっている☟(個人的にはドイツ語バージョンの方が好き…笑)


②モンスターズインク


オープニングと言ったら、個人的にはまずコレである。このオープニングを見た瞬間に、「あ、この映画は面白い!」と確信できる。こんな面白いオープニングを作れる人達が作った映画が面白くないわけがない!!!


③ダークナイト


このジョーカーの銀行強盗シーンは圧巻である。このオープニングを見ただけで、ジョーカーがいかに狡猾で、どれだけ狂っているかが分かる。


④ダークナイトライジング


ダークナイトの続編。今回の悪役はベイン。この映画でもオープニングでベインがどんな人物なのかを上手く表現している。


このオープニングは英語バージョンの方が個人的には好み☟


2:00の「Of course」を聞くと、毎回ゾクってする☟


⑤Climax Night(Yogee New Waves)


知ったきっかけは、ロングコートダディのオールナイトニッポン(https://www.youtube.com/watch?v=IJZ8mCqEED0)です(48:57)。曲が流れた瞬間に「ヤバっ!」って思って、「これは絶対に好きになる!」と確信しました。

最初はPVの方(https://www.youtube.com/watch?v=OzodjmJviVU)を見てたんですけど、CD版(https://www.youtube.com/watch?v=4BYretQMGYw)も見つけたので聞いてみたら、断然CD版の方にハマりました。

PVと比較してCDの方は、「リズムがゆっくりしている」、「ドラムやベースの音がよく聞こえる」、「高音が少なくてうるさくない」みたいな、全体として”落ち着いている”印象を受けます。

出だしは最高なんですけど、歌詞がね…
個人的には「夢を諦める」的なことを歌っている歌と解釈しているので、歌詞はあんまり聞きたくないなという思いですね…笑


ロングコートダディの略称って、「ロコディ」みたいなのだが、個人的には「ロンコ―」って呼びたいけど、”ダディ”の部分が入ってないからあんましかと、書きながら今気づいた…笑

カバー画像は「陽だまりの彼女」の上野樹里より。こんな感じで音楽は聞いていたい…


✕ラ・ラ・ランド


一方で、ラ・ラ・ランドのオープニングのダンスは個人的に最悪だった。歩行のやつと同じ印象である。ジーンケリーがダンスが好きという気持ちが溢れ出るような芸術を表現しているのに対して(もちろん、リハーサルを入念に行って、緻密な計画の元に遂行されていることは想像に難くないが、それでもジーンケリーのダンスが好きという個性が溢れ出ていて、その外からの規定を消し去るくらいに自分を出しているから凄いと思う)、オープニングの高速道路のシーンは、ただただ規定通りに大多数の人が踊っているだけの映像に自分は思えた。

個人的芸術論

タップダンスが好きということで、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が話題になった時は自分もかなり期待していたが、見た感想としては「最悪」という印象だった。特に、最初の道路での踊りのシーンを見てもう幻滅してしまった。

個人的にタップダンスは団体芸というよりかは個人芸のイメージがある。
昔のタップダンスを見て育ったのだから当然だし、見る時は踊り手の力量や工夫とかを楽しみたいと思っている。ジーンのSinging in the rainとかドナルドオコナーの風船割りとかが最たるものである。それを愛する者からして見れば、最初に団体芸を持ってこられた時点で冷めてしまった。なんか、「数で圧倒しとけば、見てる側は『凄い!』って思ってくれるよね?」みたいな作り手の甘えみたいなモノが見え透いてきてあんまり好かない。

あとBaby You Knock Me Outみたいに、誰がその踊りの中で主役なのかハッキリしていれば、数の多い周りの人たちも「引き立て役」として十分に活きることが出来るが、映画の始まりで誰が主人公か観客が分からない状態で、初っ端に団体芸を持ち込む意図が意味不明に思った。

車のクラクションとかラジオから流れてくる音も、上記で示した動画で流れている音楽と比べたら、”雑音”というよりしょうがないくらい、ただうるさいだけだった。リフレインしたくなるようなリズムや印象に残るシーンも特に無かった。

個人技で勝負せずに、団体という数の力に逃げた作品だな」というのが、ラ・ラ・ランドの個人的な印象です。

ジーンケリーがタップダンスの可能性を広げたように、自分も森の幼稚園の可能性を広げたい


<エンディング編>


①花男


これは漫画だけど、10歳の時にエンディングを見て受けた衝撃がいまだにこびりついている。終わり方が最高!


②JOKER


エンディングにかかる「That’s life」が美しすぎる…



③おでん(ワンピース)


☞アニメの「第974話 "煮えてなんぼのおでんに候"」を見た時に、感動した。ラストがかっこよすぎる!

☞「故郷を出て、広い世界を見たい!」という思いを持っている所も共感出来た。
☞食べ物のおでんも好き!笑


④モンスターズインク


☞ラストシーンのサリーの笑顔は泣ける…
☞周りのモンスターたちは子ども達を笑わせていて、自分自身も笑顔だったのに、会社を任されたサリーは対照的に浮かない表情を浮かべている。それを察していた友人のマイクが密かにドアを組み立てていて、サリーが持っていた破片をはめることで完成。無事に女の子との再会を果たして、やっとサリーに笑顔が戻るという流れが素敵すぎる…


✕巴里のアメリカ人


ジーンケリーは大好きなんだけど、この映画の長時間ミュージカルはあんまし好みではない。単純に長い!


エンディング以外はもちろん最高だし、メチャクチャ良いのはジーンケリーが”I got rhythm”を歌いながら、踊っているシーン。子ども達に対する優しさが溢れ出していて、めちゃくちゃ共感する!

ジーンが子ども達に指で合図していくシーン(1:16~)。1:23のところで返事した少年が、合図無しで答えてしまった時(1:30)の、ジーンのリアクションはまさに神対応!

一旦ジーンもびっくりして後ろを振り返り、子どももどうしようと両手で顔を覆ってしまうが、咄嗟に指さしてもう一度答えさせる。その後、子どもが申し訳なさそうに俯いているが、1:56でジーンが「大丈夫だよ!」と言ってあげてるような行動をとっており、ジーンの優しさが溢れ過ぎてて泣けてくる。


~おまけ~


「最強のふたり」のオープニングより、かっこいいクレジットを掲載☟


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