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<PiA-Ausbildung>実習29日目!1回目のPraxisbesuchは先生が風邪になって中止に…
本来はPraxisbesuchをやるつもりだった。学校の担任の先生が来て、実習の様子をチェックするのである。これをPiA-Ausbildungが行われる3年間の間に6回やることになっている。
今回は1回目で、その内容は「実習先の案内+子どもの自由遊びの付き添い」である。これまでの実習でこのPraxisbesuchを意識しながら過ごしてきたし、計画表に書いた工程やドイツ語単語も頭に入れたので、準備は出来ていた。
担任の先生は9時頃にやってくる予定だった。実習先の先生から「一応、担任の先生に電話入れておいた方が良くない?」と言われたけど、自分は電話番号を知らなかった。なので、電話番号を調べる為にテザリングでネットを使わせてもらったら、担任の先生から通知が入っていた。
風邪で来れないとのことだった。
一応、お大事にという返信はした。今週の学校の日に、もう一度日程の調整をしなければならない。
Praxisbesuchが無くなったので、少し気分が和らいだ。砂場に移動して、登園した子ども達と穴掘り。今日は特に4歳のViちゃんと一緒に遊んだ。自分がバケツを砂で満杯にして、ひっくり返して砂の塔を作っていき、その周りにViちゃんが砂の壁を作っていった。
Viちゃんの後は、6歳のHeくんから「山崩しをやりたい」と言われたので、一緒にやる。で、途中でインスタで見た山崩しに似た遊びを思い出したので、それをやろうと提案☟
机でやってると、色んな子ども達がかわるがわるやってきた。中でも特に、7歳のMaくんにこの遊びがハマって、片づけの時間になるまでずっと遊んだ。40分くらいか…?
Maくんの弟の3歳のThくんは普段は遊びを遠くから眺めていて、誘っても断る感じなのだが、お兄ちゃんが楽しく遊んでいるのを見たからなのか、誘ったら珍しく一緒にやると言って来た。
実際は、鉛筆とテープでするのは最初が難しかった。なかなか最初の形を作るのが難しいのである。形が出来てしまえば、後は楽しめるけども…
それで、形作るのに苦労してたら、Maくんが新たな遊びを発明。「将棋崩し」みたいな感じで、鉛筆をばら撒いて、そこから他の鉛筆を動かさずに何本取れるかという遊びをやった。
砂を使った山崩しだと、そろそろ倒れそうってなった時に、子ども達がちょっとしか砂を取らないという軽い”ズル”行為がたまに起きる。だけど、鉛筆だったら、絶対に一人一本引かないといけないので、ズルが出来ないのが良いなと思う。
片づけをした後に、朝の会をやって、朝食。
朝食の終わりに数を数える時は、Maくんがどの言語でやるかを決める係りで、「日本語」を選択してくれた。
朝食の後は散歩に出かける。メチャクチャ背の低いリンゴの木があって、子ども達でもリンゴを取ることが出来る。そこに行って、リンゴを取ろうというのが趣旨だった。
行きは3歳のEliちゃんと手を繋ぎ、もう片方では4歳のToくんや4歳のLuくんと手を繋ぐ。帰りは、Eliちゃんはそのままで、3歳のCrちゃんや5歳のFiくんと手を繋いで帰った。結構、この散歩の手繋ぎでどの子どもがどの大人と関係性が築けているのか露になる。
個人的には一人ですたこらサッサと歩いて、前の方にいる年長の子ども達の側にいて、なんかあった時のサポートをしたいのだが、今日は最初からEliちゃんにロックオンされてしまった。
リンゴを収穫して、小屋に戻る。終わりの会をして、14時まで残る子ども達と遊ぶ。
ずっと手を繋いでいたEliちゃんが、「外は寒いから、小屋の中に居たい」とのことだったので、小屋の中で工作をする。
これを作ってみたかったのでやってみた☟
ただ、先端に星をつけるのは途方もない作業だったのでやめた。白い紙を折って、切込みを入れていき、巻いていって花みたいにすると、Eliちゃんが結構食いついた。
殺風景な花だったので、カラフルにしたいと思い、次は最初に色塗りをした後に切り込みをすることによって、カラフルな花を作ることが出来た。これは結構良い案だった。細く切れ込みを入れるのが子ども達に難しくても、色塗りなら出来る。で、自分が切れ込みを入れて、子ども達に巻かせれば、花づくりの大部分を子ども達が担うことが出来る。
切込みを自分が入れてる時は、子ども達がその回数を数えることによって、数え方の練習にもなった。
Eliちゃん以外にも、お兄ちゃんの6歳のEmくん、4歳のToくんが小屋に来て一緒に工作をした。というか、14時まで残る子ども達はこの3人。自分がこの3人の面倒を見て、残りの3人の先生は小屋の中で話し合いをしていた。
14時に終了。
明日も気温が4度くらいで寒いので、工作をする時間がありそう。その際は、これに挑戦したい☟
紙皿は無いので、代わりに厚い紙を使えば良いかなって思う。
2回目のPraxisbesuchのテーマが「工作」なので、その練習を先取りできてる感じなので有難い。