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【Xデザイン学校ベーシックコース2023】#10_発表と講評 と 1年間の統括


発表準備から発表までの振り返り

発表の準備を進める中で、ビジネスモデルを妥協してきたことが、ここにきて二進も三進も行かなくなってきた…。
やっぱりリサーチ不足が大きな原因と認識はしていたが、もう進むしかなく、チームメンバーと協力しながら、何とか形には出来たと思っています。(後に色々と抜け漏れがあったとはいえ…w )。

私は体験ムービーの制作を担当しました。最初は不安でいっぱいでしたが、シナリオの構成や使用ソフトの基本操作を早めに学習し、なんとか完成させることができ、その達成感は大きかったです。ただ、ムービー制作に集中しすぎて、プレゼン資料の作成をおろそかになり、プレゼンの方法や表現など、もっと考慮すべきことがあったんじゃないかと少し悔いを感じています。
特に発表の1週間前、懇親会の二次会帰りに急遽決まったサービス部分は、全体のストーリーの組み立てや見せ方をもう少し考えていれば、伝えられた内容も変わっていたかもしれません。
余談ですが、発表の1週間前に市ヶ谷でのオフィスアワーで、これまで画面越しでしか会ったことがなかった方々と実際に会えて、とても嬉しく楽しかったです。リアルな対面はやはり面白く、人の印象が全く変わる場合もあれば、変わらない場合もあり、不思議な感覚だと思いました。
リモート環境が進んだことで、こうした体験をする機会が減っていましたが、改めてその価値を感じました。ちなみに、懇親会の二次会で行った新宿魔窟フィールドワークは、限られた時間と狭い範囲の中に多くの驚きがあり、興味深い体験でした。次回も楽しみです!

#10発表と講評の振り返り

まず、驚いたこととして、企業様の真剣な取り組み姿勢でした。皆さんの真剣さと的確な講評や質問に、本当に頭が上がらないと感じました。
また、全てのチームのプレゼンの完成度の高さにも驚きました。1週間前の状況からは想像できないほどの進化を遂げたチームもあり、単純に素晴らしいと感じました。
自分のチームに対する講評として、根本的な「これを私たちが行う意味は何か?」という点を伝えきれなかったことが最大の反省点だと思います。
また、講評でいただいた通り、既存のサービスに新しい価値を付加することや既存データの活用も考慮すべきと、ごもっともなご意見だと思いました。
いくつかの詰めの甘さを痛感しましたが、今まで縁もゆかりもない、Maasやスマートシティを見据えたサービスを考えるとなり、頭の中は??だらけの状況でよくやりきったと思います。
Fチームメンバーがいなければ、絶対にここまで進むことができなかったと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私の貢献はわずかなものでしたが、協力し合ったことで、自身の成長を感じることができました。ありがとうございました。

この1年間の学びの総括

あー、終わってしまった…。早く修了したい気持ちもあったが、まだまだ続けたいという気持ちもあり、今までにない複雑な思いを感じています。なんだか寂しい…。
発表が終わった後は、もっと達成感でスッキリとした気持ちになると思っていましたが、もやもやして全然スッキリしないのはなぜだろう…。色々と妥協したと自覚しているからだろうか…。うーん。ちゃんと表現できない自分にもモヤッとする。
この言語化能力の無さは10ヶ月前とあまり変わっていないかもしれません…。毎回のリフレクションをnoteに書くべきだったとは思っていますが、完璧を求めると最後まで続けることができなかったかもしれない。(とは言っても完璧には程遠いレベル…)
でも、この一年で確実にモノやコトへの考え方が変わった実感を感じています。1年前にXデザイン学校の受講を決めたきっかけとして、これからの時代はUXデザインやサービスデザインの知識はすべての仕事に対して必要になると思ったことと、近い将来に始めようとしている副業(個人事業)には不可欠の知識になるだろうと思ったことがきっかけでした。その考えは変わりはないのですが、視点と視座が変わった感覚を感じています。
業務では今までは担当外と思い、あまり考慮しなかった範囲まで広げて影響を考えたり、自身の生存戦略を考えるにしてもただ収入を上げるということだけなく、社会課題を見据えて何か考えたいと思い始めたり、今までとは違う目線で考えていることに気づきました。
本腰を入れた学びを始めて2年(うち、1年はXデザイン学校)が経ちましたが、今、2年前には思いもよらなかった方向に向かっています。わざわざお金を払ってまで、なぜ大変な思いをしようとしているのだろうかとふと思うこともあります。
学ぶことにより、今まで見向きもしなかったことまで見るようになり、どんどん世界が広がっている感覚もあります。世の中の価値観もどんどん変わってきている中で、やっぱり一生勉強が必要だと再認識しました。今は、少し色がついてきた世界に入れたかなと思うレベルですが、一生かけても理解しきれない世界に踏み入れてしまったと思います。
今後も将来の自分への投資として、まずは自分が楽しむことを大切にしながら、周りの人々の幸せに少しでも貢献できれば、自分自身の幸せにつながると考えています。

最後に

浅野先生、奥山さんには今後の人生の糧となることを惜しみなく教えていただき、本当に感謝しております。ありがとうございました。
そして、この10ヶ月、辛い思いを一緒にしてきたすべてのチームの皆様に感謝です。他のチームの皆さんもみんな頑張っていると思うと踏ん張れました。(Dチームの皆様、直前の発表練習会ありがとうございました。)
特にFチームのお二人が引っ張ってくれたので、私は最後までやりきれたのだと思います。本当にありがとうございます!
そして、最後の最後に、家族への感謝を伝えたいと思います。
いつも私を支え、励ましてくれる存在がいてくれて、どれほどありがたいことか、本当に感謝してます。いつもありがとう。