ベタが跳んだ日
季節の変わり目は魚も調子を崩すことが多くてテンテコマイの今日このごろ、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
不調の原因はよく分からなくて、昨日まで元気いっぱいに泡巣を作ってフレアリングバリバリだった子が急に調子を悪くしたりしているんですよね。
水槽に蓋をしているせいで空気が淀んで悪影響を及ぼしてる&水温が上がりすぎてる可能性も考えて、昨日はベタの蓋を半分開けて空気の入れ替えをしてたんですよ。
そして、そのまま忘れて寝てしまったのです😴
朝、ベタの水槽を一つずつ覗いていくと…
いない😨
一匹、どう探してもベタがいない水槽がある。
水槽の主はインベリス。
ワイルドベタで、そもそも昨年お迎えして2日で飛び出し事故を起こして干し魚として発見され、私にトラウマを植え付けた魚種。
水量はちょっと少なめにしてあって、水槽の縁まで7〜8センチあるし、ワイルドベタは上の段で水槽がギチギチに並んでいるからまあ大丈夫だろうと思っていた昨日の私をぶん殴りたい。
ドキドキしながら周辺の床や棚の上を探したけど、干し魚の姿はなし。
場所的に、下段のグリーンジェイドの水槽に落ちることはあるかも…と思ったけど姿はなし。
隣の水槽にも姿はなし。
床に落ちて世界一かわいい猫のご飯になったのか…?😽
絶望的な気分で立ち尽くしていると。
キラリ✨
目の端に違和感を覚える。
違和感があったのは、隣の隣の水槽。
そこにいるのは黄色一色のワイルドベタで、メタリック要素は一切ないので光らない子なのだ。
まさか…
よーく覗き込んでみると(ワイルドベタはブラックウォーターにしてあるのでちょっと視界が悪い)、なんと、水槽の主であるスプレンデンスイエローは奥の方で困ったようにウロウロしており、前面にででーんとインベリスが居座っているではないですか。
お前そんなところで何やってるのー!!!😂
たぶん、飛び出して蓋の上に乗ってしまったインベリスは、ぴょんぴょん跳ねて蓋の上を移動し、隣の隣で水槽に着弾したのでありましょう。
ベタと言えば好戦的で狭い場所に2匹入れたら片方が死ぬまで喧嘩し続けるという魚だけど、幸いにも2匹ともベタにしては温和な性格をしており、水槽の中で喧嘩はしなかったようだ。両者とも怪我はなく、インベリスは速やかに元の水槽に戻されました。
いやいやいやいや、肝が冷えた。
空っぽのインベリスの水槽を見た時は、昨年のトラウマが蘇って、吐きそうなくらいにめまいがしたよ。
とりあえず、いくら水位を低くしてても、ベタにはやっぱりフタが必須だということは理解しました。
でもこれからの季節空気がこもるのもイヤなので、ちょっと対策を施そうかと思います。
というわけで、ベタには絶対フタをしようねという話でした。
ああ、無事でよかった…