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CP+2025レポート カメラ編

毎年恒例のCP+に行ってまいりました。2010年からの開催かと思いますが、一回インフルエンザになって行けなくなった時以外は基本いっているかな?大阪から夜行バスで向かったり、震災・コロナで実施されないなど紆余曲折はありましたが、継続していることは良いことです。

気になる機材をチェックしてきました。

SIGMA BF

もう話題持ちきりですね。28日は触るのに長蛇の列だったようですが、臨機応変に3月1日は整理券配布に切り替わり、ブース付近の混乱はありませんでした。今回、入り口が会場両脇から入ることができたので、シグマブースに近いホールA入り口から入りました。速攻ブースに向かいましたが、整理券10:30〜となりました。

9:30ごろ Aホール入り口2階待機列

で、事前情報が出ていた通りのイメージでした。スマートホンに大きなマウントがついていてレンズが付いているイメージ。

デザインとしては美しい!
レイアウトがオブジェが並ばれた祭壇のようだ
GRIIIとの比較
ブラックは精悍
ストレージの容量チェックできます

これは機能がどうだ、描写がどうだというカメラではなくフィーリング、所有感、センスで選ぶカメラですね。ビシッとターゲットを絞ったガジェットで、私は弾かれました!!私がタッチアンドトライ終わった頃の整理券はもう15:00〜になっていました。そう、SIGMAはΣにロゴ変更するみたいです。そして、山木社長からフルサイズFOVEONの開発は困難であるが継続しているとのこと!

Canon Powershot V1

今、ハイエンドミラーレスとスマホの間に挟まれ、スカスカ状態のコンデジ市場。チープコンデジとハイコンデジのカテゴリーに分かれますが、こちらはハイコンデジに入るかな?動画撮影を強化するのは最近の流れ。前にPowershot GX9markIIやGX7を使っていたので、新鮮味はありませんでした。そつない優等生っぽくて物欲の火はつきませんでした・・・。

もふもふ付きです
この排熱口がザクっぽくていいね!
レンズ保護シャッターの作りはこだわっているね!

でも16mm換算画角のワイドな描写は幻のNikonDLを彷彿とさせる機体でこれから色々レビューなど上がってくると感心上がってくるかも。
あ、他の機種はスルーでした。

OM SYSTEM OM-3

M4/3なのにでかいボディ路線だった旧オリンパスのOMシステムズ。すっきりとしたOM-3としてシンプルな一眼レフスタイルの機種が出てきました。これぞM4/3のボディと思いましたが、価格がねえ・・・。

Panasonic LUMIX S9

実は、SIGMA BFが発表されてから逆に気になったのがLUMIX S9です。同じLマウント、機能的にはこっちが色々入っているしシルバー+白の革張りならBFシルバーの躯体と見栄え的にはため張れるんじゃない?と思いました。

これは元のボディーがブラックだからパンダ柄ですね。
フルサイズで18-40mmの広角がこのサイズ!
かつてのGM1を彷彿とさせます

触ってみて、軽い!そして広角ズームレンズもコンパクトでスナップ、登山カメラとして良いのではないでしょうか?フルサイズで手ぶれ補正付きいいんじゃないですか?試写中、ハイブリッドズーム(高額ズームからスムーズに電子ズームへ移行する)ができなかったので、ブース要員に確認したのですが、なかなか設定方法がわからず、担当でも把握してない隠れた機能なのかな?と考えてしまいました(笑)。

往年のLUMIXが展示されていました。
まさに求めていた登山での撮影スタイルを山下真弓さんのセミナーがあったので聴講

Nikon Zf のファームアップ

一番気になったのは、Nikon Zfのファームアップだ。Nikon imaging Cloud対応、フレキシブルカラーピクチャーコントロール(FCPC)、そしてファインダー拡大表示の半押し解除、露出ディレーモードの機能追加です!!
FCPCはZ6IIIやZ50IIに装着されている、ピクコンを自分で色々設定できて、またクリエーターの設定をカメラ自身の設定に持っていける機能で、パナはLUTとか各社それぞれ設定していますね。フィルムライクな画像をカメラ本体で出力するできる使用はボディがフィルム一眼を模したZfにこそ装着しているとありがたい機能でしたので、嬉しいです。


そして、星撮りには待ち望んでいたと思われる露出ディレーモードです。Z6やZfcには付いていたんですけどね。シャッターを押してから、少し遅れてからシャッターが切れるモードです。まあ、セルフタイマーとあまり変わらないといえばそうかもしれませんが、コンマ秒で設定できる、パイロットランプチカチカがないなど、レリーズケーブルが使えないZfではシャッター押しブレを抑える機能としてはありがたい機能です。


これで、NikonZfが一段進化し、新たな機種ルネサンスとして活用できるとワクワクしました。

Nステージでは「カメラは見た目が9割ーZfしか勝たん!」がやっており、まさにその通り!と思ってしまった。
135mm Plenaで玉ボケ描写

今回、SONY、富士フィルムはスルーしました。
カメラボディーにフォーカスした記事をお送りいたしました。

RICOHさん、GRブーストして来年から出展しませんか?

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きくりんぐ
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