メスティンという調理器具
メスティンというおしゃれな名前が付いていますが、要はアルミお弁当箱、飯盒ですね。トランギアが本家と言われていますが、今じゃあいろんなところで製造・販売していますよね(メスティンという名前じゃないですが)。
私がその存在を知ったのは、信濃川日出雄氏の「山と食欲と私」の日々野鮎美ちゃんが山で調理する時に使っていた器具としてでした。
メスティン調理で、あわせてポケットストーブ+固形燃料の自動炊飯もよく知られていますね。
ポケットストーブも元祖はEsbitというドイツメーカ品が元祖ですが、今はバッタもんも普及して、普通に使えていますね。
私が購入したのは、Amazonのよくわからないところの販売店からでした(メスティン、ポケットストーブとも)。
しかし、最初ポケットストーブの代わりにソロキャン焚き火用のコンロ、キャプテンスタッグのKAMADOB6型で代用を考えました。ポケットストーブでは炭を使ったり、焼肉、焼き鳥はできたりできませんもんね。
試しに、メスティンで一合のご飯を炊いてみました。購入したメスティンは一合、二合分の水の位置のメモリが付いています。30分水で浸した後、炊飯開始。固形燃料は25g。くつくつ若干吹きこぼれ、湯気も出てきていい感じ。
固形燃料が燃え尽きたら、ひっくり返して15分間蒸らしたら終了です。
きちんと炊けました。レトルトカレーでいただきました。
練習も済んで、本番のキャンプでオイルサーディンを入れて炊き上げたのですが、失敗!こちらを参照してください。
で、家でリベンジ。固形燃料も前回品はホームセンターで販売していたものを使用したのですが、下にアルミ箔が張っていない。燃焼時間も15ー20分、100均は25分と微妙に違うのでその差か?
結局グツグツ言わず、追加で固形燃料を追加してようやく沸騰してきました。
うーん、やはりポケットストーブじゃないとダメなのかということで、Esbit派生品を購入(本当は元祖が欲しかったのですが、どこも在庫切れ?)。
で、原因は固形燃料からメスティンの距離が全然違う!KAMADOは4.75cm
ポケットストーブは1.8cm。これじゃあ、火力が違うよね。逆に最初のテストはどうしてうまく炊けたんだろうな??
フリーズドライのトマトスープをいれて炊き込みピラフを作りました。ちょっとしたがこげてやや硬めに炊き上がりましたが、ピラフと考えるとちょうどいい硬さかな?
ということで、メスティン自動炊きするときはポケットストーブで実施しましょうね。
少しでもお役に立てられ、気に入っていただければありがたいです!