煮干しラーメンを作ってみた!
外出自粛のGW、こういう時だからこそ、普段家でやらないことをやってみようと行動してみました。
そこで、このnoteで見つけた橋本さんの「煮干しラーメンを作ってみたって話」を参考にチャレンジしてみました!
まずは完成品!
正直、美味しかったです。ただし!20時間かかりました。
材料です(4人前)
煮干し 200g(普通に売っているもの)
昆布 3枚
水 2L
豚肩ロース肉 300g程度
醤油:みりん風調味料:料理酒 3:1:1 合計200ml
★トッピング
新玉ねぎみじん切り、九条ネギ、めんま(市販品)、海苔
煮卵(作りかたは後ほど)、煮干し粉、太麺(今回つけ麺用使用)
作り方
1)煮干しと昆布を水から沸騰しない程度の火力にして、やさしく2時間煮込みます。
2)灰汁は丁寧にとります。
3)肩ロース肉をそのまま入れて、また2時間優しく煮込みます。
4)その間に返しを作っておきます。醤油、みりん風調味料(本当はみりん)、料理酒(本当は酒)を入れて一煮立ちさせます。1丼30ml使用するので合計200ml程度準備しました。
ところで、本みりんとみりん風調味料の違いってわかりますか?本みりんはお酒で酒税もかかります。アルコールの中で麹菌が米を糖化していくんですね。一方みりん風調味料は、糖液に有機酸、アミノ酸などをいれて本みりんらしくしたもの。アルコールは1%以下です。昔、まだスーパーなどが酒類免許がなくて本みりんが売れなかった時にできたもの。今では一つの調味料のジャンルとして使用されていますね。
また料理酒も塩が入っていて、飲酒用に使えなくしたもの。不可飲処置といって飲酒できないよう塩を入れて、酒税を取らなくしたものですね。こちらはアルコールは入っていますので、魚の臭み消しなんかには効くと思いますよ。
5)その後冷やして、あとで半熟卵、チャーシューを仕込みます。
6)半熟卵は、冷蔵庫から常温に戻した卵を、沸騰水に8分茹でると、ちょうど良くなります。8分後すぐにお湯を捨て、冷水で冷や殻を剥いておきます。
7)先ほどの肩ロースと半熟卵と返しをジップロックに入れ空気をなるべく除いて、冷蔵庫で一晩仕込みます。
8)ざるで出汁を漉します。残った煮干しの出汁がらはあとで佃煮にします。
9)途中火加減を見るのをわすれて沸騰していたり、蓋をかぶせたり、差し水をしたりここら辺はアバウトです。
10)粗熱をとって冷蔵庫保管。ここまでが前日仕込み。煮干しの出汁取り、2時間、肉を加えて2時間。諸所もろもろの作業で1時間で5時間ぐらい費やしました・・・。
作り方2
翌日
11)チャーシューと煮卵はいい感じで浸かっていました。チャーシューは正直「めちゃうま!」です。しかし、煮卵はちょっと塩辛かった。チャーシュー切った後の撮影するの忘れちゃった!
11)後は出汁スープを温め、麺を茹で(今回太麺にしたけど、麺のチョイスは要検討)、具材を切ってトッピング!
12)丼はあらかじめお湯で温めておきましょう。
13)返しは30ml程度ですが、若干うすかったので、多めで。
14)出汁スープは300ml
後は煮干し粉なんかもかけるとそれらしくなります。
出汁だけで味見したところ最初苦いかな?と思ったり、みりん風調味料、料理酒でもうまくいけるか心配だったりしていましたが、みんな美味しく食べてもらいました!!
述べ20時間かかって、食べる時間は10分!光熱費、人件費も考えると、店のラーメン屋はすごい!と感じました。
少しでもお役に立てられ、気に入っていただければありがたいです!