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突然目に黒い影が!(網膜裂孔について)
それは9月会社の昼食に濃厚なインスタント味噌ラーメンを食べ終わったあと、急に右目の右上に髪の毛の様な黒い影が見え始めました。元々飛蚊症はよく見えていたのでそれが大袈裟になったくらいと思いましたが、いつもとはレベルが違う!
心配になって午後休を取り、近くの眼科で診てもらうことに。
まずは視力検査、目に風が当たる眼圧検査、あの気球が見えるやつね!
![](https://assets.st-note.com/img/1734611084-9p3xTXoURNjO65VHFPmrlYhk.jpg)
を行い先生の検診が始まりましたが、眼底網膜を見るために瞳孔を開かせる散瞳薬を点眼することに。12年前点眼したことあるけど、4時間ぐらい効いていてピントがぼやけてそれこそ昼間だと眩しくて辛い記憶が蘇りました(大阪の造幣局の花見に行く予定だったけどキャンセルした)。
点眼してから約30分後再び検眼、目玉を上、右上、右、右下、下、左下、左、左上ろと動かしていきます。先生も瞼を吊り上げながら強いライトを当てながら検眼するので、辛く気持ち悪くてなっていきます。
で診断結果は「網膜裂孔」という病名でした。確かに、12年前もそのような言葉を聞いていたような気がします。その時の記事がみつかりました。
網膜剥離の一歩手前、網膜が薄く、近視の人はレンズが楕円型で眼底を擦り擦りしやすく網膜に穴をあけやすいんだとか。加齢もあるが近視の影響が大とのこと。まあ、視力0.01ぐらいのど近眼なので無理のない。
写し出された画像を見ると探査機ジュノーが写した木星のような渦が丸く空いているような感じでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1734611151-CiUlL6IyaXbTuOSFVDKWPJrz.jpg?width=1200)
一つではなく沢山ありいつ剥がれてもおかしくない状態で、至急レーザー治療が必要とのことで、大学病院への紹介状を書いてもらいました。
翌日朝イチで大学病院に行きましたが案の定初診は相当待たされます。
ここでも散瞳薬を点眼され検診です。ここでは例のぐるっと一周目を動かして眼底写真を撮られて、左目も撮られました。
そして右目は勿論の事左目も網膜裂孔の危険性があるとのことでこちらも治療が必要とのこと。
即レーザー手術が必要とのことで、当日は取り急ぎ症状が出ている右目を行う事になりました。
一応手術なので同意書や健康保険適用だが、金銭も万単位かかることを了承することになります。散瞳薬とさらに麻酔点眼をしてレーザー手術へ。穴が空いている網膜と眼底部分をレーザーで焼いて、いわば火傷を負わせてグジュグジュになって接着させる手法らしい!
手術といっても検眼するような顎と額を機器につけるような簡単な装置です。大きなコンタクトレンズのようなレンズを眼球に当ててレーザー照射します!この時は赤色のレーザーだったと思いますが、眼底を少し押される感覚、時々鈍痛を感じますが、それこそぐうっと眼球を押さえられる気持ち悪い痛さです。私の場合何ヶ所もあったので20分ぐらいかな、沢山レーザー照射されました!
無事に終了し、先生から注意する点の説明がありましたが、激しく血流が流れるような運動や熱いお風呂に長時間入る、頭をシェイクするような運動は控えるようにとのことでした。
しかし、その後黒い影は増え、目も霞んで見えにくくなってきました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734611262-gb2kCIVKAD6ds3yflUqQhazm.jpg?width=1200)
心配だったので、最初に行った眼科で診てもらいましたが特に問題なしとのことでした。2、3日ばかり禁酒をしていたのですが、娘の引っ越しもあり顔が赤くなるぐらい飲んでしまいました。気持ちかすみ具合が強くなり、ほとんど右目は物や文字が見えない状態になってしまいました!ああ!酒飲まなければよかった・・・と後悔しました。バイクを乗るのも控えました。ご存知の通り、私はカメラや写真撮影が趣味なので、支障が出てしまうかもと心配しました。
大学病院への定期検診でもレンズに濁り、まだ出血があるとのことでしたが穴が空いた後のレーザー治療ではよくあることとのことでした。1ヶ月ばかりそのような状態が続き、本当に復帰するのか心配でした。ちょうど紫金山アトラス彗星が来ているときで、双眼鏡で除く空は飛蚊症の黒い点々、髪毛だらけでした・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1734611372-bA6yF2HjlftcSdsuPX5iYzEU.jpg?width=1200)
1ヶ月半後、まだ明るい白色の壁の浴槽では飛蚊症がよく見える状態でしたが、ようやく濁りは一応文字やものが識別できるレベルまでなりました。
大学病院へ定期検査にいったところ、右目がある程度良くなってきたので、左目もレーザー手術しましょう!となり、こちらも早めの治療が必要だとのこと。また、左目も右目と同じく出血による影、濁りが生じるのかと心配でした・・・。
実は手術なので日帰り手術保険が降りて、1回目は支払い金額はチャラになりました。しかし、2回目の手術は60日以降でないと適用できないとのこと。あと1週間待てば60日以降だ!と思いましたが、左目も穴が空いてからでは遅いということで、予定通り手術を実施しました。
今度のレーザー光は黄色?だったような気がします。同じように何箇所も照射されました。今度は症状が出る前の施術だったせいか、特に出血や目の濁りが発生せず安心しました。
それから定期検診を何回か通い、先日大学病院での検診は終了となりました。しかし、大学病院はチェックインしてから2時間後に検診と待ち時間が長いですねぇ。
定期検診ごとに例の散瞳薬を点眼するため、4−5時間は目が見えにくくなります。このイルミネーションの時期、クロスフィルターをかけたような光芒が見え、また明るい光源はPENTAXのハロが写るレンズのように虹色が見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734611409-ylMZESQiGnT29Ox5u8eRhbkg.jpg?width=1200)
これからは通常の眼科に定期的に通うことになりますが、皆さんも眼圧検査だけてはなく眼底の検査を定期的に受けることをお勧めします。網膜裂孔が進み、網膜剥離になってしまうと、それこそ手術や治療が大変になります。
それでは。
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