in transit - 移動の途中
「in transit」とは「移動の途中」のこと
もう6年以上になるかな。
少し遠くに住む仲間たちと「LIFE DESIGN」という本をきっかけにほぼ毎月一回、オンラインミーティングをしている。
この「LIFE DESIGN」ミーティングについてはまた別で書こうと思っているけれど、簡単にいえば「LIFE DESIGN」の本に出てくるスケールを使って近況をシェアする集まりだ。ふたりの仲間とわたしの三人で続けている。
先日のミーティングでわたしの近況を話したところ、メンバーのひとり、ゴローちゃんがこう言った。
「菊ちゃんはどこにいても、いつもなんだか移動の途中って感じだよね」
「えー!あはは😅」
「動きがある、移動の途中っていいんじゃないかと思うけど」
「うーん、でも落ち着きたい部分もあるの」
ゴローちゃんから「移動の途中」という言葉をきいて、「in transit」と急に英語が浮かんだ。
「in transit」が思い起こしたのは10年近く前に出会ったニューヨークからの旅人ファミリー。そして、彼らに出会ったことを書いた、当時のブログを読み返した。
(タイトルがフランス語なのは当時少しかじっていたため)
上記ブログ記事にも書いているけど彼らのサイトの名前が「Four In Transit」(移動中の四人)。
そしてサイトに引用されていたピタゴラスのことば
うーん、ちょっとわかりにくい?
旅するファミリーのサイトでは、このピタゴラスの言葉に続けて、お母さんがこう書いていた。
あれから約10年。世界旅を経験した子どもたちもティーネイジャーになっているはずだ。
わたし自身の当時のブログとこの10年を振り返る。世界中ではないけれど、あちこち、ずっと移動し続けているともいえる。もしかしたら彷徨っているに近いのかもしれない。どこか、わたしにフィットする場所はないか。わたしはどこか違うとこに行ったらどうにか変われるのではないか。そうして結局、ちっとも一つのところに落ち着かない。
実は最初、A thought is an idea in transit. に勘違いして別の訳をつけていた。
それは「アイディアは移動から生まれる」。
いやいや、それでは「思考」が抜けてしまう。直訳は、思考はアイディアの移動途中。つまり、思考と移動によってアイディアが生まれる、ということ。
まだ、わたしは移動を続けるのか。新しく移った場所はわたしの深層心理でそう望んでいたのか、これまた長くは居るところではなさそうだ。
外部の誰かの修行は要らない、といいつつ生まれた星は「外に出る、多くと関わると道は開かれます」という配置らしい。さらに、太陽9ハウスは、太陽なのにいろいろ出没してあちこち照らす。というのも見かけて、あーさもありなんと思う自分もいる。
in transit
この言葉のメッセージはまさに今、移動と変化の途中であること。そして今年は思考しつつ移動して出てきたアイディアを形にする。
なんとか時間内に修まった。
写真は夏の信州、木崎湖の花火大会