0402|裏木曽日記|春らんまん
今朝は散歩のあと、現場作業前に現場で瞑想。10分もないけど静かになれて心地よい時間だった。
昨日位からちょっとものごとが動き始めて、自分の心も決めなくてはいけない。「自分の望みを、行きたい方向を宇宙に発信するんや。それで何かアイディアやひらめきが起こったら行動する。他人や流れに委ねない、まず、自分がどうしたいかや」目の前にいる現場監督の進さんはそうやって、一から自分たちの場所と暮らしをつくってきた。
昼前に、あることを自分の内で決めた。決めたからか身体がよく動くようになった。昼ごはんのあと、昨日からやりとりしている知人からメッセージ「わたしの心は決まっている。あとは彼の説得だけ」強いなぁ、自分のイメージを実現しようとする意志。「決まっている」という言葉はまた、わたし自身の内とリンクした。
コンビニで用事を済まそうとクルマで出かける。表通りに出たところで8888ナンバーのトラック、続けて2台すれ違った。8888ナンバーにさらにもう1台。
思いの外、時間がかかり戻ってきたらもう15時。再び天井の珪藻土塗りつづき。今日終えようと思っていた分がハイスピードに進んで19時頃には終わった。けれどさっき「決めた」ことがなんだか違うような気がしてきた。それはとても静かなかんじ。
なんなんだろう、この感覚。
夜ご飯のあと、夜桜を見に行くことに。
下呂市和佐地区にある苗代桜。大きな桜の木が2本あって、その手前にある水を張った田んぼに水鏡で映っている。つまり桜の開花に合わせてここでは田に水を張っていて、それだからなのかカエルももう鳴き出していた。春はいっきに加速している。どこか置いてきぼりにされた感。
ふと携帯を見ると「協議の結果、否決になった」とメッセージ、昼間の彼女から。それ以前にわたし自身の気持ちが切りかわっていたからか、大して落ち込むこともなかった。
すっかり春のようでいて夜はまだ肌寒くて。わたしの心は決まっているようでそうなんだろうか。おぼろげですっきりしていない。