0506｜裏木曽日記｜おたのしみさま

昨日の大雨がすっかり上がった
朝靄は次第にきれて
あたり一体、晴れわたった
（見出し写真は一昨日の）

5月ももう6日！
そろそろ終わらせなくちゃ、と同時にどこか変わることを拒みたいわたしもいるみたいで、終わりそうで終わらない、がしばらく続いていた。

昨日、一昨日と現場監督と大喧嘩。すべて投げ捨てたい気持ちも出てきて「明日帰る！」と捨てゼリフ。けど反発心もあってさっさと終わらせるスイッチに切り替わった。

作業中、自分の中に出てくるのは過去に言われたことへの怒り、悪口、そしてどうやってギャフンと言わせようか、裏切ってやろうか。

灯油ストーブを片付けようとして厳冬期に工事がはじまった頃、しばらく暖房が使えなかったことを思い出した。断熱材、石膏ボードを貼り終わったあるときからストーブが使えるようになって、やかんをかけてお湯を沸かすようになった。あたたかいインスタントコーヒーにおやつを食べる休憩時間がとてもうれしかった。なんでもないことだけど、すっごく幸せだったんだなぁ…涙が出てきた。あれ、さっきまでのわたし、なんてこと考えてたんだろう。

サカナクション「魚図鑑」をリピートして聴きながら最終調整。午後からは片付けと掃除。

床板の保護材をはがすと、最初に貼った杉板が出てきた。毎日できない、しんどいってピーピー泣いてたなぁ。道具の使い方も知らないど素人だったんだから

夜は、最後に行きたいと思ってた下呂の大安食堂に行こうと声かかり、おたのしみさま会。地元B級グルメの名店でけいちゃん🐓とんちゃん🐖マトン🐑を食べた。支払いはわたしのおごり！

なんだかやっと肩の荷がおりた。さぁ次に進むよ！