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宮古・大神島 ①旅のはじまり

2024年11月、島根・出雲〜鳥取・大山を旅したことを書き始めているのだけど、なかなか書き進まない。


実は大山は古くは「大神山」といったのだそうだ。大神山神社のサイトによると「大山」と呼ばれるようになったのは平安時代以降とのこと。
そのことを知ったのは11月9日に大山を少し歩いたとき↓

大山山麓に「大山寺」と「大神山神社」があった


「大神」は個人的にはパワーワードだ。これは「オオカミ」であり「狼」でもある。そして、その一年前の旅のことを思い出していた。

それは、宮古島に行ったときのこと。そこでも「大神」に出会ったのだった。今回の大山の旅は2024年11月7日、立冬の日に奈良からで始まった。一年前の2023年、宮古島の旅も立冬の奈良に関わりがあった。

一年越しのふたつの旅、宮古・大神島と、大神山こと大山。わたしだけが感じている、符号のようなものがある、まだうまく説明できないけれど。起こったことをただ、記述するだけになってしまうかもしれない。
それでも、やっぱり2023年秋の宮古島の旅のことも記しておこう。ふたつの旅を振り返りつつ書くことによって見えてくるものがあるだろう。

(↓Facebookで投稿していたものに手を入れた)


2023年夏頃からご縁いただいている法螺貝グループ、shell tones

法螺貝の稽古を兼ねた九頭龍ゆかりの地を巡礼する合宿で妙高・癒しの宿「田端屋」さんで夕食をいただいていると、沖縄を旅している友人、フルート奏者のマイマイからメッセージが入った。

「久高島のおじいに、竜宮の出口というところに連れていってもらったよ。その入口は宮古島にあるみたい。菊ちゃん今度行って時間あったら探してきてほしい」。

えー!宮古島に移住者の友達はいるけどローカルは知らないし。

でも今、テーブルの目の前にいる、豊田カントク宮下師匠はそういうの詳しそう。だけどまだ、それほど話し出せる関係性じゃないから、いきなり「今度、宮古島行くんですけど」と切り出すのも不自然だし。

そんなことを思っていると、カントクの口からなぜか「宮古の銀行」という言葉が出てきてびっくりした!これはチャンス!
次作準備中のカントクにとって映画制作資金集めはよく出てくるトピックらしく「銀行」なのだろう。

「さっき、宮古に竜宮の入口があるんじゃないかってメールが来て。今度行くんですけど、知ってますか?」
「サンカクジマじゃない?」
「サンカクジマ?」
「三角の形してる、大神島」
「へぇ、オオガミジマっていうんですね」
「地元の人に連れて行ってもらうといいよ」
「そうなんだー、地元の人かぁ(いるかなぁ)」

こうして、宮古島に行ったら大神島を訪ねる、というミッションがいきなり現れた。なんだかわからないけど不思議な旅になりそうだ。

ちなみにカントクはオオカミにご縁が深い↓

(大神島の話、つづく)


タイトル写真に使った宮古島本島から見た大神島

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Quicucoto きくこと
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