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お盆

たくさんの人が動き、集まるこの季節。都合により、お墓参りはお盆明けになるのだけど、一番最近亡くした身より、母方祖母の命日は8月末。もうそろそろだ。

昨日、こんなブログ記事を見た。↓

旧Twitterである日見かけて以来フォローしている、整体カウンセラー吉田直樹さんのブログ。102歳のおばあさまを亡くされたことを書いていた。

その中で印象に残ったのはここ↓

10年前、うちの母が息を引き取ったのは真夜中。母方祖母・父・弟と代わり、わたしがベッド脇で見守っていたとき、いよいよ旅立ちの兆しが見えた。隣室に駆け込んで、皆に声をかけると弟はすぐに起きてきたものの、やっとのことで祖母と父が起きたときはすでに母の息はなかった。そう、父と祖母は寝落ちていたのだった。

そして一昨年「祖母がそろそろ危ないから早く来た方がいいよー」と父から連絡があった後、移動も長時間あるし、まず眠いから寝て早朝移動しよう…その真夜中、弟がすすり泣く電話で起き、急いでクルマを走らせた。

「死に目に会えない」
なんだか、親不孝のように感じるけれど「気が通じている仲だと、寝落ちしてしまい死に目に会えないことが多い」というこの一文に救われた。

実は、気が通じている仲だからこそ、そのとき会えないのかもしれない。会わない方がいいのかもしれない。

しみじみとそれを思い出し、感じるお盆。

*写真は祖母でなく、母とわたし

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