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1111 大山 ➁ チーム1126
1111の不思議な大山旅の続きを書こう。
↑前回は11月10日の晩、11月11日は大山ウッドサークルに行く、と決まったことを書いた。
11月11日の朝、起きて宿の外に出た。昨晩は夜遅く着いたので辺りの様子は全然わかっていなかった。
ハクナマタタというこのお宿の名前は、一緒した三人の仲間のひとり、大阪在住の洋子ちゃんに面白そうな宿あるみたいよ、と聞いていた。けれど今回の旅で泊まることはないかな、とも思っていた。信州在住のわたしと大阪に住む洋子ちゃん。お互い「神在祭」期間のタイミングで出雲・大山方面に行くことになった。それぞれの行程は別だけど「現地のどこかで合流できたらいいねぇ」そんな話をしていた。
旅の準備をしている間にふと、思い浮かんだ。「あ、ハクナマタタで集合すればいいんじゃない?」そうして11/10の晩に宿で落ち合うことになった。
洋子ちゃんはクルマを運転しない。ハクナマタタに泊まる日の夕方は、出雲の稲佐の浜での神事「神迎祭」に行きたい、という。
一方、わたしは午前中は出雲、午後からは鳥取西部にある山に、ヴィジョンクエストで使った結界を回収しに行ってから同じ鳥取西部、大山町にあるハクナマタタに行く予定だった。
↑2022年に初めて参加したヴィジョンクエストのこと(まだ書き終えてないつもり)
クルマの運転、移動はよくしているけど、さすがに一日に出雲→鳥取→出雲→鳥取はしんどいかなぁ。大山の最寄駅まで電車で来てくれるなら拾えるよ。
そう連絡していたら「嵩仁くんにクルマで宿まで連れて行ってもらうね」となって結局、嵩仁くんともう一人泊まるね、となった。もう一人は初めましてのジルちゃん、東京から。
洋子ちゃん、嵩仁くん、ジルちゃん、わたし。
実はみんな6月末の大祓タイミング、島根の三瓶山であったイベントに来ていたのだった
(洋子ちゃんは主催のひとり)。
そして今回の大山入りの前にも、打ち合わせしたわけではないけどみんな、三瓶荘の温泉に入りに行っていた、という。
大山隠岐国立公園にある三瓶山は活火山、日本二百名山のひとつだそう。
石見国と出雲国の国境に位置する三瓶山は、『出雲国風土記』が伝える「国引き神話」に登場する。国引き神話では、三瓶山は鳥取県の大山と共に国を引き寄せた綱をつなぎ止めた杭とされている。『出雲国風土記』では、三瓶山は「佐比売山(さひめやま)」の名で記されている。奈良時代の二字好字令によって「三瓶山」と表記されるようになった。
大山ほど知られていないけれど、大山と一緒にこの国の歴史にも出てくる三瓶山は標高1126m、つまり「いい風呂」。
そんな訳で、わたしたちは「チーム1126」とあとで名付けた。
(つづく)
ときどき手直ししつつ、また続き書きます
*タイトル写真は朝、出雲・稲佐の浜から見た三瓶山
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