わたしは悪くない
「わたしは悪くない」
わたしに何か譲らない、揺るがない信じ込みみたいなものがあるとしたら「わたしは悪くない」だろう。…そう言い切っちゃうのもどうかと思うけど。
昨日もつい、そう感じる場面に出くわした。アルバイト先の仕事で取引先に行ったときにその前の週の仕事について軽く、気をつけてね、的なご指摘を受けた。そういうとき「え!なんで!わたしは悪くない(内心軽く怒り💢)」が、わたしのデフォルトである。
基本的に相手に何か言われると「非難されている」と過剰に受け取っちゃう方。
だから「わたしは悪くない」というような、我ながらなんとも無責任な受け答え方をする。だって、わたしその仕事よく知らないし(実際にそう)よくわからなかったんだもん。
で、普段のわたしならここで終わっていただろうけど、ご指摘されたことを確かめてみる。
すると、こちらの間違いが起こり得ないようにデータがなぜか修正されていた。(そして、わたしは悪くなかったんだがw)
その旨と、「データ修正されているので今後はこの前のようなミスが起こり得ない。前回はお手数おかけしました」とスタッフの方に伝えることができた。
スタッフの方は特に何も反応なかったけれど、あら、そんなに気にしなくてもいいわよ大丈夫〜といった空気が感じられた。
よし、やっとそこまで言えるようになったじゃん、自分。
「わたしは悪くない」に固執しなくなった新しい自分は、なんだか軽くなったような気がした。
自分から「わたしは悪くない」の鎧を手放したからか、その展開が面白いように現れてきたのかもしれない??
握っているもの、握りしめているものに気づいたら、それを軽やかに手放してみるのもありだな、って感じた。