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1111 大山 ①はじまり

ほんとうは1月11日、つまり111の日位に書いておきたかった話。時間切れで書き切れず。あらためて今日、書いてみる。

その前の一並びの日、書きそびれている二ヶ月前の1111のこと。
111も1111も、1という数字の並びはなんだか特別に感じる。

2024年11月11日。
その日は鳥取の大山町に、前の晩から三人の仲間たちと泊まっていた。
わたしと三人の仲間たちは別行動だったけど、どちらも出雲経由で大山にやってきた。

夜遅く着いて、宿のラウンジにいる人たちと話し始めた。その日は「イトナミダイセン」というアートフェスティバルの最終日。アートフェスティバル最後の打ち上げを終えた宿の奥さんが帰ってきて話の輪に合流した。移住者だけどローカルだ。この辺りでおすすめの場所はないか、そんな風に誰かが訊いたのだと思う。すると「明日、ウッドサークルに行くといいんじゃないかしら?」と提案された。

「ウッドサークル?」

ちょうどその11月10日午後に、そのウッドサークルでファイナルパーティーともいうべき、yuraiのライブがあったようだ。わたしはそのライブは行かなかったけど、8日に「イトナミダイセン」のいくつかの展示を見に行ったときにバッタリ、yuraiさんに再会した。再会というのはちょうど一年前の11月に、yuraiの唄い手Emaさんが主導するwautaという歌と踊りの輪、奉納に奈良・葛木で参加していたから。イトナミダイセンのパンフレットも見ていたけど、ウッドサークルは行っていなかった。

「あー嵩仁(しゅうと)くん、ウッドサークルで笛吹くといいんちゃう?」

ウッドサークルのことをきいて、ふと、なんとなく、そう閃いて一緒に泊まっている仲間のひとり、嵩仁くんに投げかけた。嵩仁くんは横笛奏者なのだ。

https://www.shuto-sakamoto-official-web-site.com/

実は、わたしと仲間3人は大山で何かする目的があって来たわけではなかった。それでも1111というなんだか意味ありそうなゾロ目の日の晩に、それぞれ違うところから集まってきたのだった。

だけど、明日ウッドサークルで何かがあるんだろう。そんなわけで1111は大山ウッドサークルに行くことが決まって、それぞれ布団に入って休むことにした。

(つづく)


写真は大山町(海側)から海向こうに見えた隠岐。今年行けるといいなぁ

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