0126｜元気です

りんごダイエット以降、日記を更新していないからか港町の友人から連絡があった。大丈夫、おかげさまで元気です。

りんごダイエットのすぐあとはガスが出やすい傾向が少し続いたけどそのうち落ち着いた。今はだいたい3食食べている。体重は増減しているけど今日、1月26日は44キロ台を記録。体温はずっと、36度台後半。不食とかダイエットとかは関係ないみたい、わたしの場合。

今年に入ってから、つまり不食以降、自分でいうのもなんだけれど気持ちや感情がかなり落ち着いてきている。良い傾向〜むっちゃおだやかやんと自分でもおもっていたところに感情消化案件勃発！

先日、今の滞在先兼職場の奥さんが薪ストーブの灰の後始末でボヤ火事を起こしてしまった。ちなみに今月はじめには隣町の凍った道で５台のスリップ玉突き事故の最後尾も経験されている‥わたし自身のことでないといえ、身近な人のひと月の間に二つの珍しいハプニング。これはわたしにとって何の反映なんだろうと改めて探ってみると「不安」と出てきた。そう、自分自身の将来への不安。

不安は一旦起きるとぐるぐる巡りだす。その感情に気がついたのは金曜の晩。２年続いている仲間内のオンライン（飲み会的）ミーティングがちょうどあったので、そこで自分の気持ちをシェアする。シェアしたその場では一時的に落ち着いたものの、翌朝またその感情に気がついて翻弄される。そして、ちょっとしたやりとりで相手に怒りをぶつけ、感情的・感傷的になって涙を流す。これはわたしのパターンなのだ。感動・悲しみ・共感etcで涙を流すのは、わたしにとってはトイレに行くくらいによくあること。

その後すぐにはケロっとしたものの、日中は現場仕事しながら怒りや不信感、嫌悪感がわたしの内側に現れては消えていった。矛先は現場監督の進さん。その少し前に進さんに言われたことばにわたしは傷ついたと感じた、とその時その場で言えなかったこと。それが気にかかっていることを思い出していた。進さんのことばや声のトーン、話し方に行動、すべてが癪にさわるし嫌いと感じていた。

夕方、仕事上がりに「ハッシーだいぶ変わったよなぁ。でもちょっとさぁ‥今晩飲みながら話そうか」みたいなことを言われて「聞かなくていい！それも自分で気がつくだろうから」と遮った。

その後、夕飯前にクルマで近所の酒屋まで買い出し。運転しているとふと涙が出てきた「むっちゃイヤな奴だけどこれも鏡なんだ。わたしは愛されている」（⇦宇宙に）。

ご飯のあと、飲み。最初は進さんの言うことすべてに違和感があって抵抗と反抗していた。
わたしは「感情の魔術師」（笑）と評される。それはつまり、怒りや悲しみも涙も（そしてたぶん喜びも）自分の感情に素直に、場をわきまえずに出す、出せるから。日本人は「フツーは空気読むからそういう感情は出さない」と進さんは言う。
「フツー」ってなぁに？「フツー」なんて決まったものはないよ。感情が出したいなら出せばいいじゃん。「だから俺は、ハッシーが怒るとむちゃくちゃ気付きがあってうれしいんや」なんなのそれ？それに、わたし以上に空気読めないよね？読んでるんだったら、わたしの好きなものについてやわたし自身のことについて、わたしが傷つくような発言、絶対しないはず。もっと気を使って言うはず。

「ほんとうのところはもっと強いんじゃないか？俺にバカにされたくない、エラソーにされたくないのなら自分がエラいと思っている、エラソーにしたいんじゃないか？」ある意味、図星。何の因果か縁起か、この田舎でなんでこのお山の大将に色々言われなくちゃならないんだとふと感じることもある。まぁ、結果的にそれを選んだのもわたしであるけど。

そのうち、どこでどう流れが変わったのかもう、覚えていない。けど、ひとりでワインを一本空けた頃にはもう怒りやあれこれはどこかへ、言いたいことは全部言って、気持ちは晴れて、さらに打ち解けた気がした。わたしが何言っても相手は変わらない、譲らない。わたしが自分が正しいと主張する分、相手も同じようにあるいはそれ以上に主張する。だって、わたしの目の前に映るものはわたし自身の写すもの。大工仕事やあれもこれもすべてパートナーシップつまり花嫁修行（笑）。そんな風にも思っている。

今日もまた、ちょっとムカつく図星なことを言われた。今までのわたしなら絶対口ごたえ、あるいは言い訳していたと思う。けど、はいはい、と聞き流すことができた。この年になっても新しいことにチャレンジできて、アドバイスしてくれる人がいるなんてラッキーじゃん。なるべくそう思うようにしている。相手にだって気づきがあたえられているなら、わたしが存在しているだけでいい。

現場は内装工事に入った。そんな訳で元気にしています :)