花と母の月
今年は母の日ならぬ「母の月」というらしい。花屋さんのお客さんを分散させるためらしいがとてもいい試みだと思った。なんやかんやいって母と呼ばれる役割の人たちは年中無休で何かしら仕事をしている。家の仕事だけでも十分大変だが、社会でも労働力を提供している人もいる。人の働ける量は、人によって違うからどちらが偉いというのはない。しかし母というのは偉大であるのは間違いない。そんな人たちのことを一日ならず、1ヶ月も考える期間があるのはいいことだ。
母の日当日は出かける予定がなかったので、一週間遅れで出かけたついでに母の日の花を買いに行った。
去年二十歳になって1回目の母の日があり、その時にはカーネーションの鉢植えを買った。しかしうまく世話ができなかったので、今年は切り花にした。
切り花は3束で1000円となっていた。今年は花の大口取引が減って余っているらしい。その影響だろうか。母のイメージに合う黄色い系統の花を3束集まるとかなりの大きさになった。立派な花束の完成だ。
母は喜んでくれた。よかった。
部屋に花を飾る。花を生けたところの周辺が全部明るくなった。写真の露出を上げたような、そんな感じ。花には不思議な力がある。食卓に置くと、料理を置いていないのに食卓が華やかになった。花には人を元気に、部屋を明るくする不思議な力があると実感した、そんな出来事だった。
母の月はまだ終わってない。こんな時だから、会いに行けないという人もいるだろうからこそ、花を送ってみるのはいかがだろうか。
そんな母の月の話
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?