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ふわふわ豆腐
奥村彪夫(2020)「おいしくアレンジ!まいにち使える江戸レシピ 奥村彪夫の豆腐珀珍 卵百珍」NHK出版
という本からふわふわ豆腐というレシピを作ってみたので感想を述べる。
まず、この本は江戸時代に書かれた「豆腐百珍」、「卵百珍」というレシピ本のレシピを現代アレンジして紹介しているものである。つまり豆腐と卵のアレンジについて書かれている。
卵と豆腐は相性が良いためか、一緒に使われることがしばしば。例えば、ふわふわ豆腐は豆腐レシピだが、ふわふわ感は卵による功績が大きい。
では味について。
豆腐も卵も特別香りや味の強い食べ物ではない。むしろ調整役を果たすことが多い食材である。だからふわふわ豆腐の味を決めるのは、スープである。(レシピでは煮汁みたいな扱いだから本当はスープ料理ではなさそう。)
この本のレシピては醤油の和風スープとトマトと海苔のスープになっている。トマトと海藻は出汁の相乗効果により相性が良い。
私は、醤油の和風スープとしいたけとキャベツと玉ねぎで頂いた。豆腐も卵も入れるから味は少し濃いめに。
フードプロセッサーで豆腐と卵をなめらかにすると書いてあったところをハンドミキサーで。
スープが出来上がったら、豆腐ペーストを鍋に入れてふんわり固まるまで5分蓋をして火にかける。黄色い豆腐ペーストが膨らんでくるのが待ち遠しい。
ペーストがふわふわ状態になったらお椀に盛り付けて完成。
ボリュームのある見た目、でもヘルシー。そんなふわふわ豆腐は朝ご飯のお供に最適。トマト缶と唐辛子のトマトチリでも試してみようかな。