『建築士が考える、家の中のプライベート空間』前編
規工川建設では、KIKUGAWA.TVという名前でライブ配信やYoutubeを行っております。
暮らしについて考えることが増えている今、少しでもみなさまのお役に立つことができたら…との思いで、建築士たちが本音で語ります!!
今回は、第一回目に配信いたしました『建築士が考える、家の中のプライベート空間』の内容をご紹介していきたいと思います。
みなさまからいただいた質問をもとに、建築士たちが意見や案を出し合うかたちで進めてまいります。
Q.プライベート空間とは?個室のこと?
個室とは限りません。
人によって求めるプライベート空間は違うので、個室でなくてもプライベート空間をつくることは可能です。
Q.リフォームするなどして部屋を区切った場合、家族の時間は失われてしまうのでは?
個室があるから家族の時間が失われてしまう、とういわけではありません。
スペースがオープンであっても、会話がなければ家族の時間が持てていると言えないように…。
どのくらいプライベートな時間が必要なのかなど、家族どうしで理解しあうことが必要です。
プライベート空間があることによって、メリハリができてコミュニケーションの円滑化がはかれる可能性もあります。
Q.家の中にプライベート空間を作る場所がない場合どうすればいい?
視点を変えればプライベート空間になりうる場所はどの家にもあるのではないでしょうか。
戸建てであれば階段下であったり、踊り場、廊下の一部、屋根裏など、使われていない場所に棚など置くだけでもプライベート空間として使用することは可能です。
建物の状況によって、プライベート空間を作る場所は探し出すことができます。
既存の部屋は用途が決まっているため、部屋を削ってプライベートスペースを作ることに抵抗がある方が多いのではないしょうか。それなら、今使われていない場所を使うのもひとつ!
デッドスペースを探して有効利用しましょう。
Q.マンションや賃貸でプライベート空間を確保するには?
リビングダイニングを区切ってプライベート空間を作る方法もひとつです。
納戸やウォークインクローゼットなどを利用したり、キッチンにパントリーがあるならばそこに扉をつけるなど、視点を変えて探してみるといいかもしれません。
最近では、リモート会議のときには背景画像を設定することで、プライベート空間をつくる場所は問われなくなりましたね。
Q.主婦のプライベート空間をつくる工夫を教えてほしい!(もう家は建てている)
キッチン、洗面スペースなど、自分のテリトリーになっている場所にスペースがあるのならば、そこに作ると使いやすいということが多いですね。
他にはリビングを間仕切る方法や、こども部屋を時間を分けてシェアする(こどもがいない時間やリビングにいる時間を利用する…)などの方法もあります。
次回、後編は具体的に方法や費用について考えていきたいと思います!!
プライベート空間のことでもそうでなくても、家のこと、暮らしのことならお気軽に規工川建設までご相談ください!
お待ちしております。
広報部 わかまつ
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