規工川建設のおかんが教える！職人さんのおやつタイムの秘密

皆さんは、一軒家やマンションの建設現場の近くを通りかかった事はありますか？
その時に、現場の作業員さん達が談笑している場面を目にすることは無いでしょうか。

｢もしかしてサボってる？！｣と思ったことがある方もいらっしゃるかも知れませんね（笑）

あれは実は、とっても大事なことなんです。
実は建設現場では、午前に1回･午後に1回、お昼休みとは別にお茶タイムが設けられている事が多いのです。
だいたいの現場で、休憩を摂るタイミングや時間は決められていることが多いと思います。
午前10時と午後3時頃に10～15分位とったところではないでしょうか。
休憩を摂る理由は、

〇現場での仕事は力仕事もありますが、数ミリ単位で造作したりする繊細な仕事も多く、集中力を保たないといけません。集中力を保つには、適度な休息が必須ですよね。
怪我なく現場を収める事は当然なのですが、現場には脚立ひとつで高所の作業をする等の危険を伴う作業は当然のようにあります。
その危険のリスクを下げるための、ひとつの手立てにもなっているのです。

〇現場は夏は暑く、冬は寒いものです。空調がきいた中で作業出来ることはほぼありません。
その為、水分補給や糖分・塩分の補給はとても大切なのです。
当然、水分は休憩時間以外もこまめに取っていますが、作業員同士で体調の確認をする時間にもなっています。
現場で働く人は、｢もし自分がここで抜けると現場が遅れてしまうのではないか…｣と考え、責任感から無理をしてしまう方もいらっしゃるので、それを顔を見合わすことで、お互いに気づく事が出来るのです。

〇作業員さん同士のコミュニケーションをとる時間にもなっています。
現場の雰囲気がいい現場は、良い仕上がりに出来上がっている事が多いように感じます。

何より、きちんと休憩を取れる現場ということは、少なくとも突貫工事ではなくちゃんと計画が立てられて進められていると言うことは言えますよね。

個人的には、屈強なおじ様方が『 おやつタイム』を取ってると想像すると、ギャップで可愛らしく感じたりもします。

職人気質で人見知りな方や、かつては｢ヤンチャされていたかな？｣と少し硬派な見た目の方が、凄く甘いもの好きだったり。
今までだったら、｢ちょっと話しかけづらいなぁ｣とか、｢ちょっと怖いかも｣と思っていた『建設現場のおっちゃん達』がちょっと素敵に感じませんか（笑）

規工川建設　取締役 兼 おかん　きくがわ やち

規工川建設株式会社

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