
#13 僕はストリートダンスをしています。
皆さんこんにちは、聞くだけ屋の菊田圭です。
僕はストリートダンスをしています。「POP」というジャンルをご存知ですか?「ポップ」又は「ポッピン」、「ポッピング」と言ったりします。筋肉を弾いて音楽を表現するダンスです。文字で言っても謎すぎますよね。
実際に僕が踊っている動画を載せます。YouTubeチャンネルは僕のものなので本名モロバレですね。
※画像をクリックするとYouTubeに飛びます。
これは特に振りを決めているわけではなく、即興で踊っています。即興でどんな踊りが出るかを楽しむのもストリートダンスの醍醐味です。
ダンスを始めたのはいつからかはハッキリとはわからないけど、POPを始めたのは21くらいの時だったと思います(いやそれもハッキリせんのかいw)。めちゃくちゃカッコいい言い方をすれば
んー、なんか気づいたら踊ってたんですよねキラリ
となるんでしょうが、これはなかなか言えないですねw
ダンスレッスンやイベントでのジャッジ(審査員)など、お仕事としてやっている部分もあるので趣味ともまた違うものです。趣味と思われたくない、という感情もあります。セミプロ?みたいな感じでしょうか。
前置きはこれくらいにしまして、なんの話かって言うと、最近は復活してきてますが、コロナの影響で従来のダンスレッスンというのは一時期全くできなくなってしまいました。そこで登場したのはオンラインレッスンです。これは新潟という地方に住んでいる僕にとってとてつもない好機となりました。普段YouTubeなどの動画で拝んでいるレジェンドの人たちのレッスンを受けることができたのです。いわゆる完全なるプロの人達のレッスンです。
今回プロのレッスンを受けてわかったことは、プロは人並み以上にやったからプロなのだということです。
ストリートダンスは文化であり芸術です。感性や感覚、個性というものがすごく大切にされるものです。しかしながらダンスにも理屈や仕組み、構造などの「ロジック」は存在していると思います。体の構造や見え方の仕組みを理解しないと理想の踊りはできないでしょう。
感性もロジックもどちらも大切なのはわかっていました。でも僕にもう一つ足りないことがありました。それは
「訓練」
です。僕は完全に頭でっかちになっていました。ロジックを理解したり構築した時点で、できた気になっていました。理解していることが全てだといつの間にか思っていたのです。
感性と運動の融合こそダンスです。理解していたって実際に体現できてなければそれはできていないと同じ。ダンスにできてる、できてない、に明確な線引きありません。だからそこに甘えていました。じゃあ体現できてるかどうかの線引きは何かといえば、伝わったかどうか、ではないかと思います。理解して体で表現できてこそ初めて理解していることが周りに伝わるわけであります。
プロは圧倒的です。肩ってそんなに動くの?ってくらい動くし、体幹はめちゃくちゃ安定してる。動きは滑らかで洗練されています。仮に僕と同じことをレッスンで言っていたとしても、それをしっかり体現できているので説得力が違います。実際に見せて教えることができるからですね。
感性が大事で理屈もわかった。あとはそれを人並み以上に訓練して体現できている。だからこそ趣味でも特技でもなくプロなのでしょうね。
訓練は不思議と精神力を鍛えてくれたり気持ちを前向きにしてくれたりします。
兵士達がなぜあれだけ屈強な精神力を手にしたのか。それは果てしなく厳しい訓練をしてそれを乗り越えてきたからでしょう。だからこそ自信に溢れた顔をしているんでしょうね。
野球で有名な野村さんと落合さんはこのようなことを言いました。
野村さん「理解しての訓練こそ意味がある」
落合さん「わかんなくても訓練して叩き込め」
これはどっちもその通りだなと思います。理解してなくてもやっていくうちにわかっていくということは多々あります。でもやってもやってもわからない時もあります。だから理解することはやめちゃダメだなと思います。だから理解して訓練して叩き込んだら一番いいと思います。
ということで僕もプロに追いつけ追い越せの気持ちで理想のダンスをするために訓練して、少しでも自信と確信と強い精神を手に入れたいと思います。初心に返らないとダメですねほんと。…なんか韻踏んじゃってるw
つまり、こんなん書いてる暇あったらやれよってことですねw
ということで今日はこの辺で。
読んでくれてありがとうございました。
ではみんな、幸運を🦅