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#6バンドオブブラザースを語る〜第5話 岐路〜

みなさんこんにちは、聞くだけ屋の菊田圭です。

本日もバンドオブブラザースについて語って参りたいと思います。

今回は第5話。この話はウィンターズのリーダーシップがピックアップされますが、監督はトムハンクスということで今までとは演出が雰囲気が違います。ウィンターズの回想という形ストーリーが進みます。

しょっぱな、ウィンターズのユーモアが飛び出しますw朝、準備が整ったウィンターズは大隊本部に向かうためにニクソンを起こします。しかしなかなか起きないニクソン坊や。するとウィンターズは「仕方ない」といって大きなコップに入ったニクソンのオシッコをぶっかけますwww

黄色いw

バシャンw

オシッコはかけたらダメやw引っ叩けばいいのにw手段がワープしすぎてオシッコですwそんで笑ってるしwニクソン坊やもコップにオシッコはしたらダメwコップにする習慣があったんだろうかw

実はウィンターズは副大隊長に昇進していました。上官からは報告書を出せと言われまくり、真面目なウィンターズは小説ばりにびっしりと文字を詰め込んだ報告書を作成していきます。

1944年10月5日、アーリーという兵士が負傷して兵舎に戻ってきます。それをきっかけにE中隊は暗闇の中を出撃します。

この時もウィンターズは常に先頭です。偵察も部下を行かせることなく自ら行きます。部下を守るというところもあるでしょうし、自分の目で状況を知っておきたいというのもあるんではないかなと僕は思います。敵に気づかれないように近づくと、めちゃくちゃわかりやすく一人一人に細かく指示を出してくれます。

「一番右のやつ、右から二番目のやつ…」

という感じで誰を撃てばいいか教えてくれるんです。これなら仮に僕みたいなバカでも何をしたらいいかわかります。言われた敵を撃てばいいのです。いつも、これはありがてぇぇぇって思いながらみてますw

この後膠着状態となった戦況をウィンターズは突撃という作戦で打破します。突撃を選ばざるをえない状況でした。ウィンターズは、この戦闘で負傷又は戦死した兵士に対しての無念の表情を浮かべ途方に暮れます。

今回はウィンターズの戦争への苦悩が描かれています。戦闘を重ねるたびウィンターズはなんとも虚しい顔というか途方に暮れた顔をしますよね。そして死んでしまった兵士のことをとても残念そうに少しだけ話します。他の隊員は結構ひょうひょうとしていたりするんですが、ウィンターズは前線での戦闘後、必ず虚しさというか悲しさを感じさせるシーンがあり、すごく消耗しているのが伺えます。その隣にはいつもニクソン。「大丈夫か?」と、消耗してるウィンターズはニクソンに対して返事をしなかったり少しぶっきらぼうですが、ボソボソっと話します。ニクソンは察して受け止めます。戦闘後はウィンターズがニクソンに精神的に寄りかかることが多いです。ニクソンはひょうきんなキャラですが優しい。深刻にしないような彼なりの受け止め方なのでしょう。良い関係性ですね。

マーケットガーデン作戦の失敗で取り残されたイギリス兵を救出するというペガサス作戦というが実行され、それをウィンターズからE中隊を受け継いだムース中尉が成功させます。彼は作戦前にニクソンと共にウィンターズのところへアドバイスを求めて訪れると、ウィンターズにはジリンスキーという従卒がついてるのを目撃。このジリンスキーが素晴らしいハマり顔です!ザ・従卒!みたいな顔してますw

ほら!ね!?

僕は彼が大好きです。ミスしても全然怒らなそうw僕の従卒にもなってほしいですw
出演箇所はここともう一箇所だけかな?でも印象めちゃくちゃ強いです。

そしてペガサス作戦は見事成功。その成功を祝った会になんとトムハンクスがこっそり映っていますwさすがの悪戯心ですw

ムースは真面目でリーダーシップもあり、信頼のおける将校でした。

しかし!!!

最悪!!!

僕はここはもう見ていられないのです…

1944年10月31日、なんとムースはウィンターズと夜道を歩いているところで味方の兵士から「止まれ!」と言われ、確認されないまま撃たれてしまいます。これで重傷を負い離脱。彼が戻ることはありませんでした。
これはもうマジで最悪。僕の大好きなE中隊の指揮官がやられて代わりに’ダイク’というクソみたいな(口悪っw)中尉がやってくるのですから!正義感が強めな僕はダイクが本当に嫌いですwwダイクさんすみませんwまんまと術中にハマっている菊田です。

時は経ち1944年12月10日、フランスのムーメロン基地にいるウィンターズの部屋にガルニアが病院から抜け出して戻ってきます。いつ被弾したんだろう。僕は小説は読んでいないのでちょっとわからなくて。

ガルニアはウィンターズと話す時、なんだか寂しそうなんですよね。どんな意味がこもっているのか…。ウィンターズと一緒に戦いたかったっていうことはなんとなくわかるんですが、他にもありそうですよね。僕には読み取り切れません。ウェルシュが笑顔から真顔になるカットが一瞬写ったり、ガルニアと目線が合わない忙しそうなウィンターズや、ガルニアの話に間があったり。言いたくても言えない気持ちがこもっている感じがします。
しかしガルニア、この辺りからめちゃくちゃ丸くなって最初の雰囲気と違います。めっちゃいい人。トゲはなく、包容力がめちゃくちゃ出てきます。とても良いです。そしてガルニアは部屋を去る前の敬礼でウィンクをします。

コレかっこいいですよね。アメリカ人ってウィンクを日常的にするんだろうか。これは日本人がやったら菅田将暉でもオエェってなるやつです。ほんとサマになっててかっこいいです。

ウィンターズは休暇を与えられてパリへ。
しかし雑踏が騒がしったり戦闘で撃ち殺した少年兵(トップ画の子)のことが頭から離れずで楽しむことができません。
その中でウィンターズが湯船に浸かるシーンがあります。アメリカ人が風呂に入るシーンってそんなに見ないですよね。気持ちよさそうに入ります。ウィンターズがリラックスした顔してるのはこの時くらいですね。恐らく実際そうだったのかもですね。毛並みが美しいですw

この後みんなで映画を見るシーンがあります。ここがなかなかコントっぽいカット割とセリフで面白いですwトムハンクスはこういうギャップを出しますね。ここら辺でコンプトンの心に余裕がだいぶなくなっていることが描かれています。彼はこの後のバストーニュという地での戦いで完全にやられてしまいます。

そして101空挺師団はそのバストーニュへ向かうことになります。しかし装備が貧弱のまま前線に向かうことに。ダイク中尉は上の文句ばっかり言ってなんもしません。ウィンターズとニクソンはシンク大佐に「弾がありません」というと「借りるなり盗むなり、なんとかしろ!」的な全く指示になっていないことを言われます。無責任すぎる。「え!?いやいや!なにそれ!答えになってないよ!?」って僕はなりますw

E中隊達は敗走してきた兵士たちと出会い、彼らから弾を貰ったりして戦場に歩いて向かうシーンでこのお話は終わりですがわけですが、彼らはコートを着ているのにE中隊達は着ていません。

バストーニュの12月の気温を調べてみました。
最高気温3度、最低気温-1度という極寒ですね。

それでも最後のシーンは勇敢さを感じさせる音楽で終わるのです。E中隊、101空挺師団の勇ましさを表しています。バンドオブブラザースではお馴染み。グワーっと勇気が湧いてくる曲です。このシーン好きです。

ということで僕は第5話のお話はこんな感じでまとめてみました。
あーもう朝の4時ですw12時から書き始めてまた4時間かかってます。寝ないと。そもそも12時から書き始めるなよってね。

今回も読んでくださった方、本当にありがとうございました。疲れる部分も少しあるけど、こんなに自分の好きなことについて話したことはないので嬉しく思ってます。また次回お会いしましょう😊

ではみんな、幸運を。

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