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このタイミングでDIC川村記念美術館を紹介しておこう

昨日から話題のDIC川村記念美術館の話でもしておきますか。

まず、どの美術館でも建設費とか維持費とか考えたら、入場料で維持したり黒字にするのは難しいだろうなあとは常々思っていて、どういうことが起こって美術館やっていけるのか世間知らずな私にはわからないというのが私の限界としてある。その辺もう少し勉強したい。

その上で美術館を維持するためにとりあえず私ができるのは、より多くの人に美術館に行ってもらって興味を持ってもらうしかないのかなとも思っている。

というわけでせっかくならDIC川村記念美術館の紹介をしておこうかなと思う。私が行ったのは3年ほど前なので、情報が古かったらすいません…

川村記念美術館は東京駅から総武線快速で1本、およそ1時間で着く佐倉駅から、無料の送迎バスに乗って20分ほどで行ける。なかなか東京から行くのには骨が折れるというのが率直なところ。

モネなどの印象派作品などもあるけど展示のメインは現代の抽象作品が多い。日本国内で現代の西洋画をまとまった数見られる美術館は珍しい。中でもマークロスコの絵画を集めたロスコルームがこの美術館の見どころになっている。

抽象画というとどうしても難しいイメージが付きまとうけど、この美術館にある作品の多くは、単純な形や構成のものが多い。だからわかりやすい絵画だというつもりはないけど、色の違いによって同じ平面にあるはずの色の奥行きや前後関係などを直感的に感じやすいと思う。そんな緻密な色の使い分けは、色が商売道具のDICらしさも出ている美術館だと思う。

館外には整備された公園も広がっていて、ゆったりと過ごせる。親子連れも多く散歩していた記憶。

美術館自体は本当に素敵なんだけど、他にどこ行くのかが悩ましいのもネックだなと思っている。そんな中で私のおすすめは…また明日。

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