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富岡製糸場は美しくて素敵なスポットだったよ
今日は青春18きっぷを使ってどこかに行こうと、思いつきで世界遺産の富岡製糸場を目的地にした。
朝7時前に新宿駅を出発して、9時半くらいに上州富岡駅に到着した。高崎駅からは上信電鉄に乗り換えるので青春18きっぷは使えず、往復券と富岡製糸場のチケットが付いている切符(2200円)を購入して乗り込んだ。乗り換え時間が少し短めだったけど券売機からスムーズに切符が買えたので余裕を持って電車に乗ることができた。
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上州富岡駅から富岡製糸場までは徒歩10分ほど。晴れて気温は高かったと思うけど、東京よりも湿気が少なく爽やかな気がした。
そして目的の富岡製糸場。入場料とは別に200円払うとガイドツアーのようなものにさんかすることができた。解説のおじいちゃんはお手のものというようなユーモアを交えた案内で、建物と案内板を見るだけでは知ることのできない話が多くあった。
勉強不足で知らなかったけど、この富岡製糸場は単なる工場ではなくて、全国各地から人が集まり、製糸の技術を学んで地方に戻って技術を広めたという、いわば学校のような役割も担っていたらしい。
その後民間の運営となり生糸の価格が下がり、1987年に富岡製糸場の操業が停止した。そうなると大抵は取り壊してしまうが、片倉工業によって保護され、工場の他に当時の宿舎、診療所など、100ほどの建物が残されたとのことだった。
富岡製糸場のような建物を後世に残そうという判断は現代でもなかなかできないし、偉業といっても過言ではないと思う。
文化的な理由ではなく経済的な理由で建てられた建物が仕事を終えても現代まで残されているのは世界遺産になるくらい貴重なことなように感じられた。
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作業を実演しているコーナーもあって蚕の繭糸には先っぽがあって(文字通り糸口ってやつ)、それを道具を使って見つけ出して、巻き取る機械にセットしていく様子を見ることもできた。
ガイドは40分ほど、その後もブラブラ見学していたら合計1時間半くらいかかった。
富岡製糸場の周りには土産屋や飲食店、カフェなどいくつかあるが、他に観光する場所は車がないとちょっと厳しそうなので高崎に戻ることにした。
ほとんど何も知らないまま行ったけど見どころも解説も充実していてとても良いスポットだった。
群馬観光はまだまだ続くんだけど今日はとりあえずここまで、それでは。