
日常から特別な日に 髙田賢三 夢をかける 感想
仕事帰りに駆け足でオペラシティアートギャラリーの髙田賢三展を見てきた。
名前は聞いたことあるけど正直ファッションには疎いしKENZOの服とか持ってないままに行ったけれど楽しかった。
一流のファッションデザイナーといえばアーティスティックなオートクチュールというイメージがあったけど、それに対抗した「アンチクチュール」を提唱しただけあって、ファッションショーのための服というよりは、お出かけのためのオシャレな服という感じがした。奇抜なデザインの中に、日常との橋渡しをしているような部分が混じっていて、いつも着るのよりはどこか特別感が出ていたのが印象的だった。
様々な国をイメージさせる服は、「異文化との融合」というようにも言われるかもしれないけど、私は服を着ることでその国を訪れるような雰囲気を感じた。完璧に異文化を理解したり取り込んだりしなくても、どんな人でもどんな国とも交流できる方法として、こういう服を着るというやり方があるなあと思わされた。



コレクション展は、普段は抽象画多めなんだけど今回は少なめ。こちらもなかなか目を引く作品が多くて楽しかった。



こんなところで。それでは。