見出し画像

リモート映画を作ることにした。その2:役者集め難航

役者集めは難しい。

妹の友達は一人はOKだけど、もう一人は事務所に所属しているためにNGが出た。ということで、もう少し幅を広げて僕の二人の友人に役者がいないかラインを送ることに。助監督の友人と武蔵野美術大学にいた友人。

こういう時のためにも役者との繋がりを作っていかないとダメだなと思った。

ムサビの友人からは「いないなー」と返信がきた。返信してくれただけでもありがたい。去年、六本木ヒルズの展覧会を一緒に見に行ったのが懐かしい。

助監督からは早速返信がきて、役者の候補を数名あげてくれた。頼もしい男だ。名を優也くんという。彼とは中学からの付き合いだ。リモートでの作品作りも当然知っていて理解があった。

今回、この作品を作るにあたって僕はギャラを役者に払いたかった。

平田オリザの劇団員時給300円問題で、「え、時給でるの?」みたいな地獄のコメントを見た。自主制作もギャラはあってないようなことも多い。しかも今回はコンペ用だし、リモート制作だ。

けれども僕は対価をちゃんと支払いたかった。

それを優也くんは評価してくれた。

スクリーンショット 2020-05-14 13.48.01

役者だって今は仕事がない。バイトもできない状態だ。俺も仕事は減っていてお金はあまりないけれども、ちゃんとギャラを支払いたかった。

お金を払えば、それは仕事なのだ。僕は役者に仕事としてこの自主制作映画に参加して欲しかった。

企画概要を書き、作品のログラインを書いたものを役者に送ってもらった。

果たして、役者は集まるのだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!

菊池英夫
記事を読んでくださりありがとうございました! 良かったらフォローしてください! よろしくお願いします。