手足の多汗症である私が選んでよかった3つのこと
私は手のひら、足の裏、脇の下に異常な量の汗をかく。原発性局所多汗症というそうだ。そんな私が人生で選んでよかったことをご紹介する。
※多汗症の詳細については過去記事があります⇒「娘に遺伝しませんように。」
北海道の田舎で暮らすこと
まず1番は、関東から出身地である北海道にUターンしたことだ。
私の多汗症は、気温と湿度が高くなればなるほど、ひどくなる傾向がある。そのため関東で暮らしている時期は、配慮するのが大変だった。
北海道ではそもそも夏が短く、汗に気を遣う時期がだいぶ減った。
また、人口密度が低いので、そもそも人と接触したり人目を気にしたりする機会も少ない。
さらに、田舎では基本的に車移動をするので、通勤時の汗による不快なあれこれを避けられる。運転は、手袋をはめて滑らないようにだけ気をつければ、あまり不便なことはない。
フルリモートで働くこと
私は 現在、業務委託とパートを掛け持ちしている。どちらもフルリモートワークなので、自宅の環境だけ気を使えば済む。
キーボードやマウスが汗で壊れても、自分のものなので気にならない(経済的な打撃は受けるが)。
靴下の汗が気になったらこまめに取り替えることもできるし、手のベトベトが限界になってきたら気軽に洗える。
もちろん、ミーティングはオンラインで行うので、何かの拍子に握手やハイタッチを求められることもない。快適だ。
出産すること
出産したら、子どもに多汗症が遺伝するのではないかという懸念が長年あった。しかし、産んで良かったと思う。 なんといっても単純に可愛くて仕方がない。
他にも、子育てを通して「視点」が増えたこと、自分がどう育てられてきたを振り返りながら「生き直している」感覚があることなど、出産してよかったと思うことが多い。
もちろん、遺伝していたら娘に申し訳ない気持ちはあるので、治療方法については今後も情報収集をしていこうと思う。