羊フェスタ2022開催に関する後口上
皆様。2022年羊フェスタのお越しいただきまして誠にありがとうございます。おかげさまで晴天に恵まれ多くの人がご来場。特に土曜日は「こんなに人が来るのは初めて」と会場管理者が言うほどの人出でした。羊フェスタとしても過去最高の人出となりました。
開催にあたりまして、来場者の皆さんはもちろん。
中野区の皆さん、会場、協賛、出店、スタッフ・・・・と、多くの人のサポートやご理解があってここまで来れた事をまずは、お礼させてください。ありがとうございました。
■ 羊が一般化した実感を始めて持った羊フェスタでした
今回の羊フェスタは大きく今までと違いました。
・来場者が2019年に比べても圧倒的に多かった。
・アンケートによる来場者年齢層の中心は20代から30代
・カップル、家族連れの多さ
と、以前は羊好きや美味しいもの好きの人が集まるイメージでしたが、20~30代を中心に、普通の人たちがカジュアルに羊を楽しんでいる雰囲気が強くなった羊フェスタでした。
羊肉を一般に浸透させたい!が目的のイベントなので、このの変化が一番うれしいですね。出店者さんたちも「羊でこんなに人が来る日が来たのか!」とみんな感動をもって会場を眺めておりました。
また、羊の価格は2020年から比べても1.4%上がりました。世界のごちそう肉として当たり前の評価だとは思いますが、この価格の上昇により、来場者の減少が考えられましたが、それもありませんでした。今回のテーマでもあった「羊肉は世界のごちそう肉という価値の普及」という意味でも成功したと考えています。
■ 羊好きの文化祭感がさらに深まった素晴らしい来場者層
出店者の方より「お客さんが優しくて暖かく、励みになるイベントだった」との声を多くいただきました。私もですが、スタッフも、会場も等しく感じておりまして、羊好きの質の高さとマナーの良さ、そして、仲間感が良い感じでした。ゴミ持ち帰りにもかかわらず不法投棄されたごみもほとんどなく、列なども積極的に並んでいただき心より感謝の企画でした。
■ 意外と理解されてない立て付け。業者とか居ません。
本部などに「どこの代理店がやっているのか?」「イベント会社はどこ」等聞いてくる人がいましたが、羊フェスタは羊齧協会と言う任意団体が、ボランティアチームを率いて手弁当で開催しているイベントです。
広告代理店がお金を集めていなければ、PR会社がPRもしておらず、イベント会社が仕切ってもいません。最初から最後まで、羊好きの有志が自分たちで計画し、お金を集め、運営しているイベントです。
そして、よく聞かれますが儲かりません(笑)人件費を無しで考えているので(特に一番動く菊池の)、人件費入れると大赤字イベントです。素人のガチの遊びが、イベントのプロより集客できているだけとなります。
素人がやってるからこそ、安全対策や保険などは一般イベントより厳しめのチェックと、外部のチェックなども経て開催してたりもします。「素人集団だから許される」ではなく、「素人だからさらに厳しく」で考えています。
■ フードロス削減のためあえて不便さ
我ら趣味のイベントですので、来場者さんは神様ではなく、羊好きの同志です。その感覚で1回目より考えています。ですので、敢えて不便をかける事も多々あります。
食フェスは、ゴミとロスの塊な気がしています。そこをどうにかしたい。
羊好きが羊が捨てられる状況を作るのはおかしい!と考え下記を実現しました。
・ゴミ持ち帰り
→人の口の着いたゴミを扱わない。残飯出たら持ち帰りなので食べれる分 だけ頼む。店舗や設営がゴミの圧縮を真剣に考える・・・・
等効果あり。
・売り切り御免
→基本売り切れる数だけ持ってきてもらいました。
来るかどうかわからないのに羊を加工して待って来なかったら
捨てるとか理解できないので・・・
しかし、想像以上に人が来て2時間持たなかったところもあるので、
ここはどうにかしたいとも。でも、雨とかだと余ったはずなので
なかなか難しい。
かなり並ばれた方、売り切れで買えなかった方ごめんなさい!
ああ。長くなりました。
一言で言いますと「ありがとうございます。皆さんのおかげで一番手ごたえあったイベントでした」となります。
羊フェスタいつも1か月ぐらい前から「もう来年は絶対やらん!!」とおもうのですが、終わると「来年は・・・・・」と思うのが不思議なところ。
来年に向けて羊フェスタ組み立てたいスタッフ。協賛したい方今の段階から募集します。来年も、セントラルパークで11月の第一週の土日なので。
(出店希望は結構来てますが多すぎるので、正式公募までお待ちください)